ついにお手上げです!!
当初は、電源回路を強化したうえ、たった3個のオペアンプを交換するだけの『お気軽な改造』の予定だったのですが、、、、
前回の、その5では 高速反応のオペアンプ LM6172 に交換して、さらに新たな『発振』という問題がひき起こってしまったところまで紹介しました。
上側の波形(右ch)が異常発振中の出力です。
その後、帰還回路のコンデンサ容量を増やしてみたり、
上の写真が交換前、下の写真が負帰還回路コンデンサを交換(2700p茶色⇒4700p青色)した様子です。
パスコンを追加してみたりと、考えられる対策を実施してみましたが一向に落着いてくれません。
+/-15Vで動作させているのですが、その電源ラインに新たに電解コンデンサとフィルムコンを追加してみました。
ここまで発振停止をトライしてみましたが、まったく効果がありませんでした。
ここは矢張り LM6172 の スルーレイト3000V/μS という高速反応性が仇となっているものと判断しまして、再度オペアンプの変更をすることにします。
op-amp スルーレイト GB積
5532 9 10 オリジナル
2143 20 8 一回目に交換
275 22 9
49860 40 55 三回目の交換候補
6172 3000 100 二回目の交換
上記の候補より ある程度 高速性も確保でき 恐らく発振の可能性は少ないだろうと 勝手に判断したLME49860を再度の交換候補と考えております。
果たして この後の展開はいかになるやら、、、
そ の 7 に 続 く ~ ~