1月4日、5日と映画を観た。
4日が「武士の家計簿」、5日は「最後の忠臣蔵」。
2本とも派手なアクション、殺陣はない。
どちらかというと地味な時代劇の映画でした。
「武士の家計簿」は、江戸時代後半、御算用者(ごさんようもの:会計処理の専門家)として、
代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家の話だ。
刀ではなく、そろばんで生きた武士。
> これといった野心も持たず、与えられた職務を全うするべく、
> ただひたすらそろばんを弾き、数字の帳尻を合わせる毎日。
> その姿は、周囲の者が“そろばんバカ”と呼ぶほどだった。
それなりには興味深く映画を観た。
ただ淡々と、盛り上がりも少なく真面目に御算用者として生きる武士を描いていた。
この主人公の生き方に、私は納得する。
私も武士の社会に生きていたとしたら、このように生きたい、と思う。
刀で生きるより、そろばんのほうが私には合っているような気がする。
(臆病な私は、暴力が怖い)
映画を観て、原作を読んでみたいと思った。