秋の風

1999年08月26日 | 暮らし

 日々の暮らしに追いまくられているうちに、季節は、人の心なんかおかまい
なしにどんどん走っていっちゃうんだなァ。
 いろいろ書こうと毎日思っているが、昼間に肉体と精神を使い果たしてしま
い、家では何もやる気がしません。
 昨日は、とうとう腰痛がひどくなり近くの整形外科に行ってきた。レントゲ
ン写真を見た医師がいうには「骨の形は、あなたの年齢では正常です。とても
キレイですね」なんてことをいってくれた。私の今回の腰痛は、過労だそうで
す。仕事をしないで休むようにといわれた。
 というわけで…、本日も過酷な労働をしてきた。休むわけにはいきません。
 1時間残業をして帰り、シャワーを浴び、サケを飲みながら飯を食ってるう
ちに寝てしまった。女房が見ていたテレビの映画「砂の器」の最後の頃で目が
覚めた。
(ああ…、今日もこんなふうに1日が終わってしまう)
 なんてこと、朦朧とした頭で思っていると、
「もう寝るよ。寝たほうがいいよ。ヒサシ君は疲れてんだから」
 と、女房。本人はやさしさでいってるのだろうが、そのときの私には、冷た
い響きだった。ベランダの窓からは、冷たい秋の風が吹き込んでくる。急いで
窓を閉める。ほんの2、3日前まで、エアコンをつけて寝ていたのに。
 一人になり、なんかやるせなくなり、台所の換気扇のところに行ってタバコ
に火をつける。このまま寝るのも悔しいから、本でも読もうと居間のテーブル
に戻った。
 Uがぼそっと近寄ってきた。
「モデムの名前は、標準のモデムでいいのかな?」
 お、あのパソコンでインターネットにつなごうとしているんだ。
「接続ウィザードやったのか」
「うん、やってみたけど途中で分かんなくなっちゃった」
 どれどれ、と私は、Uの部屋に行った。
 Uが、私が作ったパソコンのスイッチを押した。あれっ、1回で電源が入っ
た。そんなこともあるんだ。Uに訊くと、いつもは2、3回押してるらしい。
それでこそジャンクのマザーボードだ。画面の色が、変わったりするのが哀し
い。最初から、接続ウィザードをやってみる。ASAHIネットの設定を教え
て、なんとか終了。
Windows98のは初めてなので、戸惑うこともあったが、ASAHIネットにつ
なげることができた。
 Uが「おお…」なんて声を張り上げる。さっそく友人にメールを送ったよう
だ。
 あいつが、インターネットにつなごうとしたことがうれしい。苦労してパソ
コンを作った甲斐があった。Kにも作らなくてはと思うのだが、今はその元気
がない。

 何をくだくだ書いてるのだろう。会議室の流れに何の関係もないことを書い
てる自分が、みっともない。
 今週は土曜日まで仕事だ。大宮での友人たちの芝居、行くのかったるい。で
も、行かねばならない。日曜日だと月曜日がつらいな。土曜日に行こうか。ど
うしょうかな。
 ああ…、またどうでもいいこと書いてる。どうも、ぐちっぽくていけない。
 先週の日曜日、西武園の花火に行ってきた。写真も撮ったのでUPしようと
思っているうちにもう金曜日だ。夏休みの女夫淵温泉のこと書こうと思ってる
のに、秋になってしまった。
 現在、これだけ落ち込んでるのに、本格的な秋になったら、おれはどうなる
んだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 作業服終わってしまった夏休み | トップ | 友人の夢 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。