朝、女房は6時過ぎに起きた。
私は、6時半に起きてラジオ体操をしようと思ったが寒さに負けてやめた。
TBSラジオで倉本聰のインタビューがあったのでそれを聴くことにした。
ぐだぐだ8時までラジオを聴いていた。
起きて台所に行くと、女房は着々と新年会の準備を進めていた。
朝飯を食べてから、スーパーに寿司を買いに行くことにしていた。
7キロほど離れたスーパーに行った。
スーパーからの帰りに富士山を見た。
まさかここから見えるとは予想もしていなかったのでびっくりした。
家に帰って私はやることがないのでコタツで寝た。
12時半頃に女房にメールの着信があった。
私がバス停まで迎えに行く。
Uの家族がバスで来た。
家に連れて帰るとKの家族が乗ってきた車があった。
インターフォンを鳴らしたが応答がなかった。
女房がKたちに2階を見せていたようだった。
Kの家族は初めて埼玉の家に来た。
みんな揃って新年会となった。
といって形式的なことは一切しない。
なんとなく始めた。
お互いの近況をたずねたりした。
女房が作ったおせち料理や買ってきたお寿司を出した。
私はビールを飲んだ。
Uは飲まないという。
Kは、最初飲まないといっていたが、自分で冷蔵庫からビールを持ってきて飲んだ。
もちろん、今日はニセビールではなく本物のビールを用意していた。
(茨城の兄からもらってきたものです)
用意してあったスケッチブックにクレヨンで絵を書いているうちに、
女房の提案で2階の壁に落書きをしようということになった。
最初、小学2年になる孫のMは戸惑っていたがクレヨンを持って少しづつ書き始めた。
2歳になる I もそのうち書き始めた。
この春にでもこの部屋に壁紙を貼ろうと考えていたが、このままにしておこうと思った。
孫が来たときに続きを書いてもらうんだ。
下に降りて、女房が図書館で借りてきた紙芝居をやった。
予定では私がやることになっていたが、女房がやってくれた。
孫たちは真剣に見ていた。
新体操をやっているMが、どれだけ身体が柔らかいかを見せてくれた。
今、Mは新体操が大好きなようだ。
はじめ慣れなかった I が、Mを気に入ったみたいで、手をつかんで離さなかった。
顔をさわったりして喜んでいた。
こうして会っていくうちに仲良くなるんだろうな、と思った。
現在、たった1人のいとこ同士ということなんです。
3時20分、Kたちの車が出て、私と女房はUたちをバス停まで送っていった。
息子たちの家族が帰り、私と女房はコタツに入り休んだ。
終わってしまったな、という感じだった。
あわただしい1日だった。
しかし、私と女房は満足していた。
息子たちの家族とこんな楽しい新年会ができるとは予想もしていなかった。
大学を卒業して家を出て行った息子たち。
それぞれに結婚をして、子どもが生まれ、家を買った。
5年前、私と女房は東京と軽井沢に離れ離れに暮らすことになった。
一家離散という感じだった。
それが、埼玉に中古住宅を買ったことでこういう展開になった。
私はあと2年、軽井沢で暮らすが新年会は毎年やりたいと思う。
良い年の始めを誰に感謝したらいいのだろう?
今、読ませてもらいました。
九想家家族が一同に集まっての新年会が開催されたのですね。
アンジェラも楽しみにしていました。息子二人を持ち、九想さんと奥様の嬉しい気持ちが伝わったからです!
立派に成人して家庭を持ち家も持ち、子供にも恵まれて・・・倖せですね(*^_^*)
大役をはたしたご夫妻・・・ゆっくりと過ごされてくださいね!
楽しそう~。
壁に絵を描いてもらう!
子どもにはたまらないおもしろさです。
奥さま、すてきですー。
アンジェラさんの息子さんたちも結婚して子どもを連れてくるでしょう。
そのときは「アンジェラのスローライフ」に書いて下さい。
楽しみにしています。
あのままにしておきます。
これから孫たちが来るたびに絵を描いてもらいます。
孫の記録があれば、息子たちはわが家に来てくれると思う。
そのためにもぜったいあの“落書き”はとっておきます。
はかないジジ・ババの願いです。
「2階の壁に落書」のアイデア,素晴らしいですね。
家の購入は,九想さん夫妻にとってはもちろん「夢の実現」でしたが,
息子さんたち夫妻にも「帰る場所」ができ,
お孫さんたちにも「心のふるさと」を作ってあげている。
早くも今年度の「肥さん賞」に,ノミネートされましたよ!
(「肥さん賞」とは,自分を元気にしてくれた個人・団体に,
私が勝手に賞をあげるという超個人的な企画です。今年で第3回となります)
母も素晴らしき
子も素晴らしき
孫も素晴らしき
九 九重に重ねし職のその先に
想 想像超えし新たなる
家 家と家族の絆今ここに
万 万年までも悠久の
歳 歳を重ねて麗しき一家築いて春を迎えん
息子たちにはこれまで帰る実家がなかったのです。
息子たちはこの家で育っていませんが、いろいろな思い出の品はあります。
息子たちの「帰る場所」になってくれればうれしいです。
「肥さん賞」の賞金はいくらほどでしょうか?
1億円ほどいただけるとうれしいのですが…。
ま、とれなくてもノミネートされただけで光栄です。