今夜、新春ドラマ特別企画「わが家」(TBSテレビ午後9時から)を観た。
<あらすじ>
人材レンタル会社「友情物語」のスタッフ・桜木一歩(向井理)は、都会の片隅で他人の孤独や心の傷を
埋める稼業をなんとなくこなす日々を送っていた。器量がよく客からの人気も高い一歩だが、30歳を過ぎ
ても、自らは家庭を持つ気は全くない。その理由は、子どもの頃に父・武士(長塚京三)が突然家を出て
行ったという過去があるからだ。そんな一歩の実家は三浦半島の海辺にあり、今は母・鯛子(田中裕子)
が一人で暮らしている。一歩にはバスガイドをする妹・ほの香(村川絵梨)がいるが、同じ東京にいながら互
いに連絡先さえ知らない。
鯛子は正月さえ戻ってこない子供たちに不満を募らせつつも、音信不通の夫や子供たちがいつ帰ってきて
もいい様に気丈に家を守っている。そんな鯛子のもとへほの香から「結婚するので先方の家族と会って欲し
い」と電話が入る。同じ頃、常連客の一人暮らしのお年寄り・琴子(草村礼子)のもとで疑似家族を演じてい
た一歩にも“ある仕事”が舞い込んでいた。
「家族」とは?「本当の親孝行」とは? バラバラだった家族の失われた絆が取り戻される日は来るのだろうか…。
(MBSサイト「わが家」あらすじより)
いい物語だった。
こんな話が私は好きです。
女房とテレビを観ながら話す。
私は、家出はしなかったが、しょっちゅう転職を繰り返していた。
少しでもいい暮らしをするために転職していたのだが、
豊かな暮らしは思うようにできなかった。
私は息子たちの成長がよろこびでした。
大人になったUとKは、おあいそをいうような男ではない。
昨日、息子たちが新年会に来てくれただけでもありがたかった。
私がセルフタイマーで全員の写真を撮りたいというと嫌がらず協力してくれた。
むかしの息子たちだったら断られてもしかたないと考えていた。
話が進んでいくうちになぜ父親が家を出たのかの理由が分かる。
それは…、
ほんとうにいいドラマだった。
井沢満というシナリオライターが好きです。
お子さんもこの点をよく理解されていると思います。豊かさよりも、適度な貧しさのほうが協調性と団結性が生まれるんじゃないでしょうか。豊かさを求めておかしくなるのは、古今東西、どこでもそうです。
やはり中庸、適度バランスがいいんでしょうね。九想さんには色々教えられるます。
最初の方のブログを読ませて頂きました。
アンジェラも同じ気持ちです。
九想さんのブログから誠実さや優しさを感じます。
協調性と団結性に欠ける人を見ると・・・悲しくなります。