久しぶりの映画館

2018年12月18日 | 健康・病気

女房と映画館で映画を観るなんて何年ぶりだろう。
以前2人で行ったのは、結婚してすぐの頃だった。
1979年、ダスティン・ホフマンの「クレイマー、クレイマー」を有楽町で観た。
息子たちと4人で映画(ドラえもんなど)を観たことは何度かあるが、
女房と2人で映画館で観たのは、39年ぶりということになる。
先週までは、「ボヘミアン・ラプソディ」を
日比谷か六本木の映画館で観たいね、といっていた。
しかし、今住んでいる埼玉の田舎からは、そこに行くまでに2時間近くかかってしまう。
そんなわけで、家から車で20分ほどで行ける映画館にした。
前日に女房がスマホで座席を予約した。
これは便利です。
家を9時半に出た。
ユナイテッド・シネマわかばという映画館には初めて入った。
いつもおもてからしか見ていなかった。
中に入るとその広さに驚いた。
ロビーにはチケットを買う客、飲み物やスナック菓子を買う客であふれていた。
私たちが観る映画は10時20分から始まるが、映画によっては8時ぐらいからのもあった。
私は、駐車場は間違ってないか、と心配だった。
それを係員に訊くと間違っていなかった。
映画を観る前にトイレに行った。
ちょっと長くなり出ると、「チケット渡しておけばよかった」と女房にいわれた。
いくら待っていても出てこないので、
映画が始まってしまうのではないか、と心配したらしい。
私は、映画を観るところに自販機があるかなと思っていた。
ところがなくて飲み物は、ロビーでしか売ってなかった。
私は、温かいコーヒーを飲みながら映画を観たかった。
家で女房から「映画館の中でくしゃみはしないでよ」といわれていた。
私は鼻炎なので、環境が変わると大きなくしゃみをするときがある。
そんなことをいわれたので、よけい意識してくしゃみが出そうな雰囲気になる。
なんか不自由な気持ちになった。
こんなことなら1人で映画を観たほうがよかった、と思った。
私が所沢に住んでいたときは、月に2回は新所沢パルコの映画館で映画を観ていた。
そのときの家から徒歩5分だった。
それにしても、あの映画が始まる前のコマーシャルの多さはなんなんだ。
それが終わってからやっと予告編が始まった。
予告編も5・6本あった。
長い。
こんなに見せられると、観たかった映画への気持ちが萎える。
映画をスクリーンで観ることはいい。
音もいい。
しかし、多くの制約がイヤだ。
トイレに行きたくでも行きづらい。
もう映画を、映画館で観ることはやめようかと思った。
テレビで放映するのを録画して、それをビールを飲みながら観るのがいい。
トイレにはいつでも行ける。
くしゃみをしても、おならをしてもかまわない。
でも、「ボヘミアン・ラプソディ」は、観ることを待っていられなかったのです。


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