久しぶりの「ラジオ文芸館」

2012年04月14日 | 健康・病気

冬の間、私の勤務の関係で土曜日朝の「ラジオ文芸館」(NHK第1 8:05~8:45)を聴けなかった。
4月になり、今日からまた聴けます。
今日は、「証言」【作】松本清張【朗読】小野卓司 だった。

会社で出世を夢見る堅実なサラリーマン。
実は、妻に隠れて元部下の女性を西大久保に家を借り住まわせていた。
愛人の家から歩いてタクシーの走る道路まで行くときに、
家の近所に住む男と会い、思わず会釈をしてしまう。
ところが、後日、その男がある殺人事件の容疑者にされていることを新聞で知る。
あの日、その男と会ったことを証言すれば、
その男のアリバイが証明され、容疑者ではなくなる。
しかし、その証言をすれば妻に愛人の家にいたことがバレてしまう。
                             「黒い画集」(新潮文庫)所収

と、こういうストーリーだった。
最後までは書きません。
魅力的な短編だった。
この文庫本を読んでみたくなりました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画 (清水哲男)
2012-04-15 06:34:09
この小説は、小林桂樹主演で映画化されてますよ。
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Re:映画 (九想)
2012-04-15 11:04:38
清水さん、ありがとうございます。

映画になっているんですね。
今、ネットで調べてみました。
小林桂樹は好きな役者です。
児玉清が学生役で出ているとか…。
ぜひ観てみたいです。
軽井沢にはレンタルDVD屋さんがないので佐久で探してみます。
長野に来てレンタルDVDを借りたことがありません。
所沢でしたら、歩いて5分のところにあったのですが、こっちではいろいろ面倒です。
なんとか探して観てみたいです。
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短編の清張 (アラマ)
2012-04-15 21:38:20
あぁ~途中まで聴いて、あとは舟を漕いでいました。松本清張は短編の名手ですね。聴くほうも最後まで気を抜けません。と言いつつ眠ってしまったのですが・・・。
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Re:短編の清張 (九想)
2012-04-15 23:41:00
アラマさんの気持ちわかります。
私も、8時半あたりで寝てしまった。
すぐ目覚めて最後のほうを聴くことができました。
あぶなかったです。
布団の中でラジオの朗読を聴くというのはいけませんね。
これからは起きて正座して聴こうかな、…そうもできないしな。
やはり布団の中でラジオを聴くのが幸せです。

アラマさんだけに最後をお教えしましょう。
他の方はここから先は読まないように。
といっても、私も寝ぼけて聴いていたから正しくないかもしれません。

いや、やっぱりやめます。
私のへたな文章で最後を知るのはせっかくの素晴らしい作品の価値がなくなってしまう。
いくつかのネットの文章を読んでいて自分の間違いに気がついた。
愛人を住まわせていたところは荻窪ではなく、西大久保でした。
今、本文を訂正させていただきました。

アラマさんは、今も旅を続けているのですか?
京都に私も行きたいです。

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