手術後の検診

2020年10月07日 | 健康・病気

今日は、膀胱がんの手術を受けた大学病院での検診の日だった。
予約時間は11時だったが、9時過ぎに病院に行った。
診察の前に採尿をしておくように、ということがあったからです。
9時40分ぐらいに4階の泌尿器科に行って、
診察を待つ大勢いる患者の1人となって、廊下にあるイスに坐った。
それから11時まで待つのかと思うとうんざりした。
廊下の壁にある液晶の画面には、本日担当の医師の名前2名の列に、
「診察中」「中待合室へ」「次の方」の番号が表示されていた。
私の番号「558」が「次の方」に表示されたのが10時40分ぐらいだった。
私の前には4人いたので、私はトイレに行った。
「中待合室へ」に私の番号が表示されたのが11時10分だった。
まだ私の前には2人いた。
11時20分に私の前の人の番号が「診察中」に表示された。
ところがその人がいないようで、すぐ私の番号が「診察中」になった。
私は、診察室のドアを開けて「558番でいいんでしょうか?」と訊いた。
そのことには応えず、主治医がトンチンカンなことをしゃべる。
「まだがんがとりきれていないので、もう1度削りましょう」なんていう。
私は今日、手術後の私の膀胱の状態を膀胱鏡で見て、
これからの治療方法を決めると思っていた。
膀胱鏡で見もしないで、なんで再手術の話などするのかな?と思った。
「採尿はまだですか?」
「いえ、もうすませました」
「それじゃ、もう1度しましょう。外で待っていて下さい」
これも意味が分からなかった。
外で待っていると20分ほどして看護師が来て、ファイルケースを私に渡した。
「これで今日の診察は終わりましたので、これを持って会計に行って下さい」
私は、途方に暮れた。
「もう1度採尿をするから外で待つようにといわれたのですが?」
「もう採尿はすんでいるんですよね」と看護師。
「はい、検診する前に採尿するように予約票に書いてありましたので朝しました」
「だったら、今日はおしまいです」
「いや、さきほど先生から外で待つようにいわれたんですけど」と私。
「今日の診察は終わりです」と看護師。
「わかりました。もう1度先生に会えると思って訊かなかったのですが、
 アルコールはもう飲んでいいんでしょうか?」
「今、先生に聞いてきます」
しばらくして看護師が戻ってきていう。
「深酒はしないようにして下さい、ということです」
私は、1階に下りて会計の窓口に行き、レシートのような紙を持って自動精算機で金を払った。
私はなんとなく腑に落ちなかった。
今日大学病院に行ってしたことは採尿だけです。
主治医は今日、忙しかったのかな?と思った。
これまで会ったときと態度がちがった。
おそらく昨日までは手術をして、今日から外来で、てんてこ舞いだったのだろう。
私は広い気持ちで先生と付き合おうと思った。
来週の水曜日には、膀胱鏡で私の膀胱を見てくれると思う。
それまでアルコールは控えよう。

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