リンカーン

2013年05月22日 | 健康・病気

5月20日(月)に、佐久のアムアムビレッジで映画「リンカーン」を観た。
私はスピルバーグが好きで、彼の作品はほとんど観てきた。
それで今度の「リンカーン」も観たいと考えていた。
20日は自分の誕生日で、一日家にひとりでいてもつまらないな、と思い、
それじゃ、映画でも観に行こうということになったのです。
ネットで調べたら「リンカーン」が1日1回だけ午後4時40分からやっていることが分かった。
それで3時50分に家を出た。

アムアムビレッジにはスクリーンが8つある。
「リンカーン」は100人ほどの小さなところで上映されていた。
この映画館の考えでは、あまり客は入らないから小さなところでいいだろう、ということか。
実際、私のほかに客は3人だった。
月曜日ではこんなものだろう。
私は、映画館の真ん中に坐った。

映画の内容は、合衆国憲法修正第13条の法案成立までの28日間の話だ。
法案成立には賛成票の不足があり、
なりふり構わぬ多数派工作を仕掛けるリンカーン。
家庭内では妻メアリーとの口論。長男ロバートの北軍入隊。
ラストには、法案が可決する。
そして、リンカーンが暗殺される。
それなりに感動する映画だった。

いい映画だと思う。
しかし、九想話を書く準備として、リンカーンのことをネットで調べた。
リンカーンのインディアンに対しての行動を知りがっかりした。
インディアンの大量虐殺の指揮をしていた。
リンカーンにとってインディアンは人間ではないのか。
無知な私は、このことをまったく知らなかった。
なんか映画に感動したこともすっかり吹き飛んでしまった。

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8 コメント

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気が付かない恐さ。 (La pie)
2013-05-22 15:28:16

時代ってコワイ。
子供の頃からの常識って疑問を持てなくするんでしょうね。

ワタシも、きっと、烏合の衆になってしまう人間です。

数年前、映画「もがりの森」をドイツ人の知人と観ました。
その時の予告映画が「朗読者」。

ドイツ人の彼女が熱くなって語ります。
(ワタシ、理解不能)
パトさんの通訳で本を読んだことのあるワタシは懸命にお返事です。

ドイツ人に生まれてるだけで持ってる罪悪感。
根深いんだなあっと実感しました。

ふむふむ、ふむ。
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Re:気が付かない恐さ。 (九想)
2013-05-23 00:04:35
La pieさん、こんばんは。
(ニースのこの時間は何時頃なんでしょう?)

「朗読者」というのをネットで調べました。
こういう小説があったのですね。
教えていただいて感謝します。
そしてこれを原作に「愛を読むひと」という映画が作られたのですね。
この小説をいつか探して読んでみたいです。
(あらすじを知ってしまい複雑な思いですが…)
白紙の状態でこの小説を読んでみたかった。
しかし、まったく知らなかったら読もうと思わないでしょう。フクザツ

私は、リンカーンという人間は有能な政治家で、
そのときどきの目の前のことを政治的に処理しただけだと思う。
偉人ではありませんね。

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Unknown (La pie)
2013-05-23 01:05:02

「本泥棒」という本もあります。
これも、ナチスドイツもの、なかなかの内容です。
子供が絡むのです。
青年図書とかで賞を取ってると思います。
切なくってね。

ぜひぜひ、読んでいただきたいです。
「朗読者」も、この本も図書館でOKじゃないかな?
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うれしいな (九想)
2013-05-23 01:35:44
La pieさん、ありがとう。
「本泥棒」もこころにメモしておきます。
こりゃたいへんだぞ。
現在、「舟を編む」三浦しおん著を読んでます。
私は、本を読むのが遅いのです。
あわてないでマイペースで行きます。
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Unknown (La pie)
2013-05-23 04:30:56

まるで、チャットですねえ。
だって、今日「船を編む」を読んだところ。
ねっ。
そうなると、コメント残したくなっちゃうでしょう。

ブログにアップしようと思ったけれど、明日にします。

ではでは。
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リンカーン (肥さん)
2013-05-23 10:11:41
九想さんへ

自分が偉人と思っていた人が
実はそうではなかった。
そういうことがありますね。
また逆もありますが。
返信する
Re:リンカーン (九想)
2013-05-23 11:43:22
肥さん、こんにちは。
ものごとはきちんと知らないといけませんね。
しかし、限りある時間ではむずかしいですね。
なるべくすべてを知りたいと思います。

本文中のタイプミスを指摘していただいてありがとうございました。
返信する
舟を編む (九想)
2013-05-23 11:49:23
La pieさんも「舟を編む」読んでいるんですか。
うれしいな。
三浦しをんという作家のユーモアいいですね。
(昨夜は、“しおん”と間違えてしまった)
まだ私は読み始めたところです。
なぜか先週、東京に行ったら女房が持っていたのです。
まだ彼女が読み終わってないのに、軽井沢に持ってきてしまいました。
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