1月の句

2002年02月21日 | 俳句・短歌

今月も自分の句への想いを書きます。
兼題は、「短日」「寒の水」「目」でした。
句の横にある数字は、選句してくれた人の数です。
合計12点で9位でした(参加者17名)。
各題に対して1人1句投句して、
各題の句の中からそれぞれが5句選句するというルールです。

 短日やフォークリフトの鍵を抜く   6 
冬至の頃は、午後4時半ぐらいでも真っ暗になってしまう。
車のウィンドウガラスになる
素板(ガラス)の載っているパレットや、
製品になった完成品が入った台車を移動し重ねるのに、
フォークリフトを使用する。
暗いところでフォークを操作するのは怖い。
無事、事故もなく一日が終わるとほっとします。

 寝る前に喉をうるおす寒の水     3 
私は蒲団に入るまでアルコールを飲んでいる。
九想話を書き上げてUPするのはいつも深夜です。
歯を磨いて、
換気扇の下で煙草を吸って一日を振り返る。
そして台所でコップ一杯の水を飲む。
うちは5階で、
台所の小窓から駅に向かう交差点が見える。
まばらに車が通る。人も歩いている。
明日もがんばるかー。

 七草や食すよろこび目でかわす    3 
今年、うちでは七草粥を食べなかった。
これまでは七草とはいかないが、
2、3種類の草を入れたお粥を食べていた。
子どもたちが大きくなると、
季節の行事をさぼってしまいます。

自分でも今月の句でいいと思うのがない。
9位になれたのだ不思議なくらいです。
毎月のことですが、
時間をかけないでバタバタと作っている。
もっと時間をかけなくてはと反省してるのですが、
同じことを繰り返しています。

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