駅伝三昧

1999年01月02日 | 家族

 今、わが女房殿は炬燵で寝ています。頭を枕にのせ、首まで蒲団をかぶり、
正月の定型になっている。
 その顔の先にあるテレビの画面では、大学生が一所懸命走っている。実況ア
ナウンサーは、絶叫している。
 それでも女房は、やすらかに寝ている。
 これが、1ヶ月も前から女房が憧れていた正月の最高の状態です。
「どうせ寝てるんだから、ラジオのほうがいいんじゃないか」
 とひにくをいうと、
「目が覚めたとき、テレビがいいのよ」
 という。
 私がいるときはいいが、これから私は茨城に行くから、おそらくずーと彼女
は睡眠状態だと思う。昨日の実業団駅伝の7区からゴールのことは、二人とも
寝ていてほとんど分かっていない。

 さっきUが起きてきたので、朝食の用意をした。Uは2、3日前から風邪気
味で元気がない。
 Kは、まだ寝ている。昨日など、ずーっとギターを弾きっぱなしだ。昨夜私
が4時頃寝たとき、Kはまだ起きていた。年末に、花村萬月の小説を「面白い
から読んでみろ」と渡した。あのセックスシーンの多い小説を、あいつはどん
な想いで読んでいるのか。

 今、女房はヨーグルトを“あの冷蔵庫”から持ってきて食べている。
 私は、ぼちぼち茨城に向かいます。
 愛車は、年末に洗ったので、キレイになってます。

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