親知らず

1999年07月02日 | 健康・病気

 ってこの字でいいのかな。
 パソコンで広辞苑を使うようになってしまったので、辞書を手で引くのが億
劫です。いや、昔から辞書を引くのが苦手でした。あいうえお順が分からなく
なる私です。歳時記で目当ての季語を探すのに疲労困憊して、かんじんの俳句
を作るエネルギーが消耗してしまう。CDの歳時記はあるのかな。辞書がパソ
コンで引けるようになって、分かり切ってる言葉まで、辞書で確認するように
なってしまった九想です。
 現在、広辞苑を使えるパソコンがないので、しらばっくれます。

 今日は、歯医者さんに行く日だった。2月に歯医者さんに行くきっかけにな
った歯は、4月にブリッジをして治った。その後、あちこちの軽い虫歯の治療
をしてきた。そして、本日はおそらく現在のところ私の歯の治療の最後となる
日になった。
 私は知らなかったのですが、なんと、私にも「親知らず」があった。右上の
一番奥の歯で、そういわれれば他の歯とはちょっと違う異様な形の歯でした。
この歯は、私の場合「九想知らず」といいたい。
「かなり虫歯菌に犯されていて、そのうち痛みますよ」と歯医者さんにいわれ
た。そう聞くと、取ってしまえ、と思う私です。40歳のとき、人間ドックで、
胆石があります、といわれて手術して取ってしまった私です。普通の人は、そ
ういわれても、なかなか手術はしないそうです。
 いざ「親知らず」を抜くとなると、そこそこ怖かった。歯医者は、「なんて
ことないですよ。10分もあれば取れます」と暢気にいう。
 歯医者のうそつき、30分かかったじゃないか。しかし、それほど痛くなか
った。昔、歯を抜いたとき、麻酔の注射が痛かった。そんなこともなかった。
いや、注射なんてものを使わなかった。
 しかし、歯を抜く前に血圧を2、3分間おいて3回計った。この前、整形手
術の麻酔で死んだ人がいたなんてことが影響してるのかな、なんて思ってしま
った。
 全身麻酔より、部分麻酔のほうが怖いらしいです。
 抜いた歯を見たら汚かった。あまりの奥のほうで、日に3回歯を磨く私です
が、そこまでは気が回らなかった。
 痛み止めの薬をもらうとき、
「今日は、酒など飲まないほうがいいですよね」
 と歯医者に訊くと、
「そうですね」
 といった。
 今、飲んでます。歯医者から帰ってきてから、ずーと飲んでます。今のとこ
ろ痛くない。自己嫌悪。

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