大排水

2020年03月24日 | 健康・病気

私が育った生家の近くに、子どものころから「大排水」と呼んでいた川が流れている。
「大排水」という名前ですが、川幅は2m前後の川です。
私は子どものころ、春になるとその川でフナなどを釣ったり、ドジョウすくいなどで遊んだ。
夏になると、木製のヨットなどを作って「大排水」を走らせた。
「大排水」の両側には田んぼが広がっている。
秋の台風のときには、「大排水」を流れる川の水があふれて田んぼが水浸しになったときもあった。
祖父・祖母も両親や姉・兄もその川を、「大排水」と呼んでいた。
そこで育った叔父・叔母もそう呼んでいた。
私の友人たちも近所の人たちも、「大排水」となんの疑いもなくいっていた。
ところが先週、茨城に住む友人と電話で話していたときに、私が「大排水」の話をしたら、
「あの川のホントの名前は『泉川』っていうんだど」という。
なんでも測量士の使う地図には「泉川」と書いてあるらしい。
友人は測量の会社を経営している。
「泉川」という名前だといわれて、私は納得した。
私の生家のところは大泉という地名です。
大泉という地域を流れる川の名前が「泉川」という
ものすごく自然な流れだな、と思った。
しかし、「泉川」という名前は一般の地図には書いてなくて、誰も知らない。
そしてあの川を「大排水」と誰もがいっていたということはどうしてだろう?
私が仕事を辞めて引退したら、調べてみたいです。

コメント
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