怠惰な一日

2011年04月06日 | 健康・病気




朝から気力がない。
仕事が休みのせいだろうか。
職場に行く必要がなく一日を自由に過ごせると思うと立ち上がる気がしなかった。
それでも心の隅に、午前中には久しぶりに、トンボの湯に行こうという思いはあった。
ところが、かんたんな朝食を食べてからコタツでうだうだしていた。
テレビでは、震災のこと原発事故のことをやっている。
憂鬱になる。

震災のほうは被災地の方々のがんばりでそれなりに復旧すると思う。
原発事故が大変なことになっている。
東電という会社のいいがげんさに腹が立つ。
これまで何をやっていたのだろう。
あんなやつらが「原子力は安全です」といって、
管理能力がないのに原子力を管理していたフリをしていた。
原子力安全・保安院はこれまで何をしていたんだろう?
いい金もらっているんだろうな。
結局、午前中はそんなふうで終わり午後になる。

タモリの「笑っていいとも」を観てビールを呑もうとしたら女房から電話があった。
東京はいい天気だよ、なんて脳天気なことをいう。
互いの近況を話す。
テレビをつけてビールを呑む。(今日も、ニセビールではありません)
焼きそばを作って食べた。
そのあとも、ひたすらコタツで寝ていた。
布団に入ればいいものを、それも面倒だった。
目が覚めたのは午後4時過ぎだった。
「歴史秘話ヒストリア」というNHKの番組で運慶の仏像のことをやっていた。
そうなんです、テレビはずーっとつけていたのです。
運慶のことは面白く目が覚めた。

4時50分、テレビを消し、ラジオをつける。
ラジオといってもパソコンのラジコです。
しかし、このラジコも4月11日で全国解放を終了する。
そうすると私は聴けなくなる。
雑音のすごいラジオで聴くしかない。
「勝ち抜き時事川柳」(TBSラジオ)というのが水曜日にある。これが面白い。
視聴者から川柳を投稿させて4句を選び、
その中で勝った1句と先週のチャンピオンが争う。
今週は、挑戦者が勝った。

 不人気を 風評被害と かん違い

これが、今週のチャンピオンになった川柳です。

トンボの湯に行くことにした。
時間は5時を過ぎている。混んでいるかな、と思った。
午前中に入れば空いているのに…。
受付(銭湯なら番台)で料金を払うとスタンプを押してくれた。
3つそろった、これで村民食堂のドリンクバーでただで飲み物が飲める。
トンボの湯はよかった。
腰が温まり気持ちいい。
しかし、今日はへんな人に遭遇した。

今日、私は髭を剃った。
その髭剃りカミソリを、私が露天風呂に入るときは露天風呂の隅に置いている。
誰かに使われるのがイヤだからです。
でも現在、他人のカミソリなんて使う人はいないと思っています。
ところが、露天風呂から内風呂に行くときカミソリを持って入り、洗い場に置いた。
湯船に入っていて、出ようとしたら、カミソリを置いたところに、
さっき湯船を出た人が坐っている。
そばに行ってカミソリを取るのはいやだなと思った。
しかし、しかたないと考えそこに行くと、その男が私のカミソリを使っているのです。
私はびっくりした。
今どき、そういう人がいるんだ、と思った。
スーツを着ていたらきちんとしたサラリーマン風の人だった。
エイズに感染した人の使ったカミソリを使うとエイズがうつる、ということを知らないのだろうか。
他人の使ったカミソリを平気で使うという気が知れない。
私がよそで身体を流して、カミソリを置いた場所を見るとカミソリが置いてあった。
私は、もうそれを使う気もしないので置いてきた。
しかし、世の中には無神経な人がいる。
脱衣場から入ってきて、身体を流さずに湯船に入る人が少なからずいる。
あれはイヤだな。

温泉から出て、村民食堂に行く。
これまで食べるために入ったことがない。なにしろ料金が高い。
正月の餅つきのとき、寒いので中に入って餅を食べたことはあった。
カウンターの中に誰もいなかった。
突っ立っていると女の子が飛んできた。
ジンジャエールをオーダーする。
それを持ってガラス張りの壁際の1人用の長いテーブルに向かって坐る。
外は暗くなっている。
写真は、ジンジャエールとキャンドルです。
女房にメールを書いた。

ツルヤに買い物に行く。
店内をうろうろしていたらケータイが鳴った。
女房かなと思ったら、茨城の兄だった。
「**が今日、屋根の工事に来てくれた」という。
**は、私の友人です。
やっと屋根を直してくれるんだと嬉しくなった。

午後8時頃、豚汁を作った。
作りながら、女房はこれをずーっとやってきたんだ、と思った。
テレビでは「ためしてガッテン」をやっているが観られない。
昔、女房が晩ご飯の用意をしているとき、私はテレビを観ていた。
観ながらビールなどを呑んでいた。
女房は、テレビも観られず料理を作っていたのだ。
今頃になって、女房に頭を下げます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
(でも、これをあの人が読んだら鼻の穴ふくらませんだろうな)
双子を育て、昼間仕事をして、家に帰って家事をしてくれた。
ほんとにあなたはよくやってくれました。

夜のテレビでも震災のこと、原発事故のことをやっていた。
震災の心温まるエピソードなどを観ても、原発事故のことを考えると暗くなる。
いったいこれからの日本はどうなってしまうのだろう?

 

コメント (2)
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