祝!入籍記念日

2011年02月07日 | 健康・病気

32年前の2月7日に私と女房は入籍した。
誰も祝ってくれないので、自分で〝祝!〟をつけさせていただきました。
それまで同棲という形で暮らしていた。
結婚式を挙げていない私たちには、初めて2人が出会った11月8日と
入籍した2月7日が〝記念日〟となっている。
しかし、〝記念日〟と思っているのは私だけで、
女房はなんとも思ってないようです。
今夜の10時過ぎ電話で話し終わってからいい忘れたことに気がつき、

> 入籍記念日
> 32年目の2月7日だね。

というメールを送信すると、電話がかかってきた。
「あははは、忘れていた」と女房。
これは毎年のことです。
いまさらどうってことはありません。

年末に浅草に行ったときに、池袋から都バスに乗った。
途中、豊島区役所の前を通った。
私は、バスの中からそれを見て昔と同じだな、と思った。
私たちは、豊島区役所で入籍をした(そのとき東長崎に住んでいた)。
それから新宿に行き、三越デパートで結婚指輪を買った。
そして近くの喫茶店で指輪の交換をした。
たしか、指輪の裏に「1979.2.7」と彫ってもらった記憶がある。
そういえばあの指輪はどうしたんだろう?
女房が保存していると思うんだけどな…。
今、豊島区のホームページを見たらこんな文章があった。

> 平成22年12月に豊島区役所の位置に関する条例が改正され、
> 庁舎を南池袋二丁目45番1号に移転することが決まりました。
> 新庁舎は、南池袋二丁目A地区市街地再開発事業で建設され
> る建物の低層部に整備し、平成26年12月末に竣工の予定です。

ということはいつかあの建物は取り壊されるのだろうな。
こんど記念に写真でも撮りに行こう。

32年前、私は26歳、彼女が21歳。
私は大学生協に勤め、あの人は証券会社に勤務していた。
これでしたら、まぁ、普通ですよね。
それなりにまともな社会人です。
そのあと女房は、証券会社を辞め、私も大学生協をいろいろありまして辞めた。
あっというまにとんでもない新婚生活になってしまいましたね。
5月、私は無職、女房は、西武新宿駅の地下のパン屋でバイトをしていた。
7月、公団住宅の抽選に当選した。しかし、無職では入居資格がない。
マネキン会社に就職し、浅草の松屋デパートの地下で
鮭を売って収入証明書をもらい、入居資格を得た。
8月、2人とも無職になって北海道へ1週間ほど旅立った。
金がないので東北本線の電車と青函連絡船で行きました。
9月、私は小さな広告代理店に勤めた。
10月、高島平団地に引っ越した。
11月、女房が妊娠した。
翌年の7月、双子の息子たちが誕生した。
広告代理店といっても、社員が5人の求人広告を取る情けない会社だった。
私は、まったく広告が取れなくて、8ヶ月で転職した。
(そのときのことは2001年12月の九想話「営業マンだった私1~4」に書いてあります)
今、あらためて思い返すととんでもない暮らしでした。
アホな夫婦です。
よくこれまでやってこられたなと、思います。

 

コメント (2)
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