今昔文字鏡

2000年08月25日 | パソコン・スマホ

 夏休みに、図書館から借りてきてあった「オール讀物5月号」を読んでいた
ら、花村萬月の「文虐者読書術」というエッセイに興味をひかれた。
 それは、「パソコン悠悠漢字術」というもので、パソコンで小説を書いてい
る花村が、それまでパソコンで表現できる漢字の制約に悩んでいたが、「今昔
文字鏡」というものをインストールしてその制限に悩まなくてよくなった、と
書いてあった。
 大字源の漢字収録数が、12,300字。大漢和辞典が、約5万字。パソコンは、
記号含めて6,900字弱。今昔文字鏡は、なんと9万字もあるという。
 そして驚くことに、「今昔文字鏡」はフリーソフトなのです(製品版もあり
ます)。

 http://www.mojikyo.gr.jp

 このホームページからダウンロードできると書いてあった。
 しかし、ファイルも大きいし、使い方などを知るにもCD付きのこの本を買
ったほうがいいと花村は書いていた。
 それは、「パソコン悠悠漢字術」文字鏡研究会編/紀伊國屋書店 1,900円 
という本です。
 それではと、私は早速近くの2、3の本屋に行ったが、どこにもなかった。
それじゃ、いつか新宿にでも行ったときに探そうかなとおもった。ところがな
んと、所沢の図書館に行ったらありました。へぇーという感じです。
 今、私のパソコンに「今昔文字鏡」が入ってます。入ってますが、今のとこ
ろ使うことがないのが哀しいです。
 でも、これからどんな漢字があってもパソコンで表現できるということは、
ちょっと豊かな気持ちです。でも、エディターで使えない字があるという。と
いうことはパソコン通信では使えないのか? ワード、一太郎ではすべて使え
るという。それじゃ、それでテキストで保存すればいいのかな。そのへんのと
ころまだやってないので分かりません。
 中国、台湾、韓国の漢字も使えるそうです(約2万字)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする