ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

147日目  狂いが生じ始めた沖縄滞在2日目

2016-04-05 23:28:42 | 南西諸島
2016年2月1日(月)


少女監禁で(悪い意味で)一躍知名度が上がった(?)我が稲毛で、今度はそこよりももっとウチに近い所(歩いて4・5分程度)でも事件発生! ますます稲毛のイメージが悪くなるなあ・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前日にレンタカーを返してしまった理由、それはこの日は粟国(あぐに)島、翌日は渡嘉敷(とかしき)島へ船で行くつもりだったから。
ところが前日の天気予報では、この日は曇りのち雨。それより心配は、波の高さ3~5m
イヤ~な予感

↓当日朝、船の運行はどうなんだ?と気が気でなく、飯も喉を通らんので、散歩がてらホテルから15分程歩いて8時半頃に泊埠頭(通称・とまりん)へ行ってみる。

するとどうだ?!

心配大的中



粟国島行きは一応出航し12時頃着くも、すぐに引き返してしまうんじゃあ意味なし!(通常なら14時10分に出航)この日の粟国行きはあっけなく露と消える。

ならば、渡嘉敷へ行こうか悩んでいたら、渡嘉敷行きの窓口にいたオバチャンが熱心に乗船を薦めてくる。
「どうしようか迷っているんです。粟国に行こうと思っていたんですけど・・・」
「粟国は外海だから、荒れると慣れた船員でも酔うよ」
そんなに恐ろしい所なのか・・・。粟国行きへのテンションがみるみるしぼむ

「明日の天気はどうなんでしょう?」と聞くと、「午後から晴れてくるみたい」。
その言葉で翌日の天気は大丈夫かと思い、「ちと考えます」と言って一旦ホテルに戻る。この日に島へ行くべきか、翌日にすべきか・・・(翌日の粟国行きの選択肢は既に頭から消えている)。

結論 今日・車、明日・渡嘉敷。
理由 もし今日車を借りれば返却時間まで思う存分乗れるし、明日車なら、19時半の便で沖縄を発つので、その分車で動ける時間・範囲が狭まる。

そうと決まったら早速、おもろまちのレンタカー屋に。
ところが手続きでミスを犯し、その処理の手間が増えたため出発は11時頃になってしまう。
旅先において一旦ケチがつくと、悪い流れからなかなか抜け出せない最悪のパターン。

問題はどこを廻るかなのですが、思いつきで西海岸に沿って北上することにする。
ただ、私はスマホといった気の利いたものは持っていないので、名所巡りの頼みの綱は手許のガイドブックのみ。

まずは、那覇市の北にある浦添(うらそえ)市へ。
(574)沖縄県浦添市役所
個人的にはずっと「うらえ」だと思い込んでいたわ。
12世紀から14世紀までの琉球の政治・文化・経済の中心地で、津々浦々を支配する意味の「ウラオソイ」が転訛して「ウラシイ」となり「浦添」を充てたのだという。
那覇市のベッドタウンとして人口も増加中の11万5千人程。
琉球政府時代の事ですが、豊見城市と同様に「村」から一足飛びに「市」に大出世を遂げる。

2月1日はプロ野球チームのキャンプインの日で、平成12年から東京ヤクルトスワローズが浦添市でキャンプを行っています。が、今年は初日から雨。出鼻をくじかれた格好。

↓庁舎に入ってみると、職員の人はスワローズのレプリカユニフォームを羽織っています。

車中、ラジオで聞いたニュースによると、選手たちはこの日の朝に市役所を表敬訪問したのだと。
もっと早く行けばその様子を見ることができたのか・・・。
因みにキャンプをする浦添市民球場は市役所のすぐ近く。

↓役所入口では雨の降りしきる中、(恐らく)役所に用事の飼い主に放置された(?)らしきワンが、ビショビショになりながらも健気に待ち続けている様子があはれ・・・。


なので少し相手する→
カワイイ。とても人懐っこいワンでした。

ガイドブックを見ても特に浦添で行きたいと思うような所はないのだけど、それでも「浦添グスク・ようどれ館」があるので行ってみる。

ですが、月曜日は博物館休館が多いんでした、忘れとった・・・。どうもうまくいきません。
「浦添ようどれ」とは、浦添グスクの崖下にある琉球王国初期の墳墓ですが、現在のは戦争で壊滅したものを復元したものらしい。

そこから見る市街地→
モヤっていて景色は良くないし。

市街地のサンパーク通り→

こんな感じでアテなく浦添市街地を車でウロウロしてから、次に宜野湾(ぎのわん)市へ。
(575)沖縄県宜野湾市役所
辺野古沖への移設問題でしばしばニュースに取り上げられ、世界一危険とされる「普天間基地(正式には「海兵隊普天間航空基地」)のある市。
市域の真ん中にドンと基地があり、それを住宅地が取り囲んでいてあたかもドーナツのようになっており、基地だけでの市の面積の約4分の1を占めております。
ここも人口は増加の一途で10万人目前。

基地と同じ地名、その名も宜野湾市普天間へ何となく行ってみる。

奥の藪になっている箇所が基地→
米軍にも一応引け目があるらしく(?)、地元への配慮はそれなりにしているよう。

↓国道330号線に面した商店街。

市民がいかに飛行機騒音で苦しんでいるかが分かる「静かな日々を返せ!」の横断幕。
実際、やかましいのなんの。

廃れ感漂うビルが多いです→

↓アメリカ施政下時代の名残りっぽいお店が見られた商店街。


↓どなたかノミ・ダニの持ち帰り方、教えてくれんかの・・・。


向こう側にある非常に気になった食堂→
名前に偽りなし、V字の鋭角の所で営業しています。

↓飲み屋が多いこの辺を「ゴシャロ」というらしいです


普天間宮(拝殿)→
琉球古神道神を祀っている上に、熊野権現も合祀している神社。
普天満宮洞穴という鍾乳洞があるらしく、興味はあったのですが、探しても探しても探しても探しても入口が見当たりません。
後で知ったことですが、拝殿の授与所で申し込めないと穴に入れないらしいです。
ま、今度だな。

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ 

参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


最新の画像もっと見る

コメントを投稿