ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

137日目 北海道開拓時代を偲ぶ(2)~苗穂

2015-11-26 23:59:18 | 道央
2015年9月21日(月)


苗穂(なえぼ)駅の方に向かい、電車に飛び乗って何処かへ・・・。
そうしたいのは山々ですがそれはならぬとばかり、駅近くには大人のために造ってくれた素晴らしい施設があり、足は自然とそちらに向いてしまいます。

↓サッポロガーデンパークへ。



ショッピングモール「Ario札幌」や北海道日本ハムファイターズ室内練習場などがある巨大な複合施設。

そして私のお目当てはこれ→
日本唯一ビールに関する博物館「サッポロビール博物館」。
元々この建物は、明治23(1890)年に「札幌製糖会社」の工場として建設されたもので、それをサッポロビールの前身である「札幌麦酒会社」が明治38年に買い取って以降はビール製造が行われ、その後に「開拓使麦酒記念館」として工場で使用していた器具などを展示が始まり、昭和62(1987)年に「サッポロビール博物館」に改称。
隣には「サッポロビール園」があり、そこでは飲めや食えやのこれまた魅力的な場所なのですが、私の様な一人でいる者には指を咥えて加えて外から眺めるしかない・・・。

博物館の入っている赤レンガの建物は「札幌苗穂地区の工場・記念館群」を構成する一施設として「北海道遺産」を受けている貴重なものですが、一部すっぽりとホロが被せられているし・・・。
来年春にリニューアルオープンするとかで、その下準備工事なのでしょうか? ついでですが、2月中旬から休館するようです。さすがに雪まつりの時は休まないでしょうけど。

一見何だか暗号っぽい・・・→
左上から横に読めばワケ分からないけど、右上から下に読んでいきます。
「麦とホップを製すれ(連)ば(者゛)ビイルとゆふ酒にな(奈)る」。
ビールの醸造法は詳しくは知りませんが、まあ、要するにこれが極意らしい。
明治9(1876)年の「開拓使麦酒醸造所」の開業式の看板を再現したもの。「開拓使麦酒醸造所」が払い下げられ「麦酒醸造場」へと名称を変更し、明治19年に渋沢栄一らがこれを買い取って設立したのが先に出てきた「札幌麦酒会社」。

↓入館無料だし、では遠慮なく入らせてもらいますわ。



日本のビールの歴史が学べます。

↓サッポロビール札幌工場で使われた煮沸釜

麦汁にホップを加えてこれで煮沸するらしい。
ホップはあのビールの特有の苦味や香りをつけるなどの役割を果たすとの事。

↓かわいいかわいいお姉さんが怪しい旅人のために一所懸命身振り手振りポスター広告の解説をしてくれるとても嬉しいサービス。

本当は、見学に来ていた団体があって、その人たちに解説していたのを便乗して聞いていただけなのだけど。

↓ここに来たのだから、やらないワケにはいかないでしょう。

テイスティングサロンという所で一杯200円で飲めます。
コースターには明治9年「開拓使麦酒醸造所」創業当時の味を基本に再現しましたとあるけど、味はもう忘れた(汗)。
「サッポロ生ビール黒ラベル」「北海道限定クラシック」「開拓使麦酒」の3種飲み比べセット(\500)という、夜なら間違いなく手を出していたセットもあったのですが、昼間なのでこの程度で遠慮しておきます。

ここのシンボルたる煙突(49m)→

↓この横では、言うこと聞かないお犬さまに四苦八苦している人たち。

「秋のワンワン運動会」などと、日本てホント平和ボケしているよなあ。真っ昼間から酒食らっている者から言われたくはないだろうけど。

北海道日本ハムファイターズの寮→
この日は札幌ドームで福岡ソフトバンクホークスとのナイターあり。
若い女のコはお目当ての選手に見初めてもらえるよう頑張れ。

ario札幌店内にて→
遥か遠い北海道からの応援虚しく、V4を逃した読売巨人軍。
この時には既にファイターズの優勝は消滅してしまったし、違うリーグの応援なら全く問題なしという事で何とか客寄せ。でもまだ北海道に巨人ファンっているんだろうか?

↓苗穂駅西側跨線橋より(札幌駅方向)

撮りテツが大喜びしそうなスポット。

↓函館本線の森林公園駅へ行き、そこからバスに乗って、またしても某博物館で見学です。




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