ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

137日目 北海道開拓時代を偲ぶ(1)~札幌村

2015-11-23 16:32:08 | 道央
2015年9月21日(月)


北の湖理事長が永眠されました。
私が相撲に興味を持ったのは小学生低学年の時でしたが、その頃他を圧倒する無類の強さを見せつけていた力士が横綱・北の湖。
憎まれ役だったというけどガキだった当時の私にそれを知る由もなく、ただ単に強い者には憧れるといった極めて単純な理由で彼は私にとって絶対無比の大ヒーローとなったのです。
もちろん最近テレビでよく流される横綱・輪島との水入りの大一番もドキドキしながら見ておりましたし。
嗚呼、巨星墜つ。合掌。

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北海道滞在の最終日を迎えたこの日、札幌近郊をうろつく予定ですが、どちらかと言うと市町村巡りは二の次で観光がメインの日。たまにはこういうのもいいかな。

前日は「旧炭鉱都市」をテーマとした町巡りでしたが、この日のそれは「北海道開拓時代」で、極力負の側面はあまり出さない方向で進めていきたいと思います。

札幌駅北口からスタート→

↓人口200万人の大都会の駅周辺のわりに、昔の建物がちらほら見られたり、を思わせる櫛の歯が欠けたような空間があったりとなかなか面白い。





 
↓ここでアクシデント発生! 急に具合が悪くなってここに担ぎ込まれ、天使のような優しい看護婦さんに看てもらって・・・。

何て妄想をついつい抱いてしまう、天使萌え~(あまつかもえ~、じゃないゾ!(笑))な病院がありました! おまけに近くには天使大学というのもあるし。

昨日も一昨日にもまたしても尿管結石に苦しみ、悲しい三連休を過ごした私でしたが、何で札幌へ行った時にならなかったのかなあ、残念(?)。
と思ったら、あれっ、泌尿器科がないっ、結局ダメだったじゃん・・・。

〔43〕北海道札幌市東区役所
よ~く見ると、ここにも時計台があるではございませんか。
この区の沿革を見てみると、昭和30(1955)年に札幌市に呑み込まれるまで存在していた札幌村に相当する区域。
慶応2(1866)年に幕府の命を受けた大友亀太郎という役人により開拓が始まり、「札幌黄」というタマネギを特産とした農村として発展。

役所前の通り→

区のマスコットである玉葱の妖精「タッピー」→
浜松で開催中の「ゆるキャラグランプリ2015」には撃って出ていない模様。

初めて札幌の地下鉄に乗ってみる→
ただし、東区役所前駅から環状通東駅までの一区間だけ。
札幌の地下鉄の特徴はゴムタイヤで走っている事。なので、線路の上を走っている普通の鉄道とは違って走行中は何だか違和感あり。

↓安政年間に建立された石狩国最古の古刹「本龍寺」

因みに同じ石狩でも、今の石狩振興局とは違って、もっと広かった当時の石狩国です。

↓この日楽しみの一つであった「札幌村郷土記念館」へ。

「札幌の開拓者である大友亀太郎や当時栽培が盛んであった玉葱を中心に、郷土史を語り継いでいく目的で開設された(Wikipedia)」博物館。
ところが、なっナント・・・。門に鎖が張られているのがお分かりでしょうか?
そうです、休館日なのでありました。なんでやねん・・・。こういう事がホント多すぎだわ。

大友亀太郎さんの像→
神奈川県小田原出身。記念館のある場所に彼の過ごした役宅が建てられ、「御手作場(おてさくば)」といわれる模範農場を開き、大友堀を開削して農業の基礎を築く。

大友堀の上流部分に当たる部分→
現在は創成川と呼ばれています(札幌駅の近くで写す)。

ションボリしながら苗穂に向かって歩きます。

↓一服しに入ったコンビニで見つけた、ご当地限定もの。

まさにトウモロコシ味の甘いお茶。でも私の好みではなかったわ・・・。

↓珍しくとも何ともないけどボーイスカウトの建物があるわいと、何げにボンヤリ見ていたその奥にひっそり佇んでいたものがこれ。



札幌村はタマネギが特産だったと先に述べましたが、それ以前はリンゴやブドウなどの果樹栽培が盛んだったようで、これはその名残りか。実は小ぶりでまだ酸っぱそう。
後で知ったことなのですが、この碑があるのは個人の敷地なんだそうで・・・。スミマセン。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


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