ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

58日目 熱中症になりそう!越中国(8)~高岡

2013-10-08 23:54:46 | 北陸
2013年8月10日(土)


高岡。
古くは越中国の国府が置かれ、万葉歌人大伴家持が赴任した町。
江戸時代になると、加賀藩が商工業を奨励し、それによって繁栄した由緒ある町。
史跡が多く残っているので、見て廻るのには事欠かないのですが、さすがに全部が全部は無理なので、ある程度絞らないといけない。
という事で、高岡古城公園→高岡大仏→山町筋(やまちょうすじ)→金屋町(かなやまち)を廻ることにします。
景勝地・雨晴(あまはらし)海岸、国宝・瑞龍寺など行きたい所が他にもいっぱいあるのですが、これらは今度という事で。

まずは高岡古城公園、残念ながら江戸時代の初期に廃城になりましたが、現在は桜の名所となっています。

本丸広場→

←「ハーイ、そこのお兄さん。寄ってかない?♪」と呼ばれているよう(笑)

威風堂々、お殿様→

駐春橋(ちゅうしゅんばし)、お城の入口→

↓駐春橋を背に数百メートル歩くと、それはデーンと構えています。



この大仏様は銅製で、高さ約16メートル。日本三大仏の一つに数えられる事もありますが、3つ目の席(他の2つは言わずと知れた奈良・鎌倉)は事実上空席扱いのようです。高岡は鋳物作りが盛んで、中でも銅器は全国シェアのかなりの割合を占めています。

案内のおじさんに「ここの宗派はなにか」と問うと、浄土宗でありました。
我が家は浄土真宗・・・
ん~、まっ、浄土真宗は浄土宗から派生しているしな、浄財くらいはよかろうと幾ばくかを納め、中に入る。
そう、ここは中に入れるのだ(お座りになっている下の所)。

次に山町筋へ。

山町筋は、万葉線高岡軌道線「坂下町停留場」の近くです→

↓山町筋の様子



ここは明治時代に建てられた商人の土蔵作りの家が約600メートルに渡って立ち並んでおり、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

いくつかの建物をピックアップしてみましょう。

菅野家住宅(国指定重要文化財)→

東京駅を模したという建物→

佐野家住宅(国登録有形文化財)→

続いて比較的近い所にある金屋町へ。
いわゆる高岡鋳物発祥の地で、ここも国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

金属工芸工房「坩堝(かんか)」(自販機右の建物)→
8年前に上映された「8月のクリスマス」のロケに使われ、しばらくは映画資料館になっていました。

「坩堝」の前から→

外壁が銅版の家→

↓ラジオ体操している少年に、サッカー少年と大黒様
 

千保川にかかる鳳鳴橋の鳳凰→
目いっぱい背伸びして羽を広げて鳴いている様がいいね!

その橋をまっすぐに高岡駅へ向かいます。

万葉線の電車→

御旅屋(おたや)セリオ→

末広町商店街→

人がいないよ・・・
暑いしお盆近くだからかなぁ、これだけの見所が揃っている中でさっき観光地もそうでしたが、とにかく人がいない。
でも、今のうちに観光しておくのが得策かも知れないです。
高岡の文化財を世界文化遺産に登録しようという動きがあり、もし登録されたらきっと押すな押すなの大盛況になって、落ち着いて見学できないでしょうから。

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