ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

166日目 秋のぐるっと常磐岩代巡り~石岡

2017-03-08 23:49:45 | 北関東
平成28(2016)年10月9日(日)


予定では中国行きだったのですが、それを9月に繰り上げたので、ぽっかり空いてしまった「秋の乗り放題パス(¥7,710)」発売シーズン。

どこへ行こうか思案した結果(出掛けないという選択肢は毛頭ない)、おおまかに「常磐線→いわき→郡山→東北線→千葉」、こんな感じで廻ることにしました。
被災地もご無沙汰だったというのもありましたし。

稲毛駅4時35分発の総武緩行線初電で出発→

↓西船橋→武蔵野線→新松戸→常磐緩行線で我孫子へ行き、5時42分発の勝田行きに乗り換え。

常磐緩行線に乗っていると、ドア上の画面に「石岡-高浜間で電車とタヌキが衝突して、上り電車が遅延」と表示されている。
シカやイノシシならたまに見るけど、こういう事もあるんだねー。
でも可哀そうに・・・。

6時28分に茨城県石岡市の石岡駅に到着→
これまで天候は曇りだったのですが、着いたとたんに降り始める。
ここでも雨呼び寄せパワーはいかんなく発揮されました。

↓石岡市の「茨城県フラワーパーク」では「秋バラまつり・ダリアまつり」絶賛開催中ですが・・・。

すみません、雨男がやってきたせいで、せっかくの書き入れ時が・・・。

もっと、迷惑かけた(であろう)は、右に立っている二人のおっちゃん。
同じく石岡市の「サミットゴルフクラブ」というゴルフ場ではこの日、「日本プロゴルフシニア選手権大会」の決勝が行われ、その最終日なのですが、おっちゃんはそれの案内人のよう。
雨のせいでギャラリーは減るかも知れないし、そうなるとおっちゃんは暇になる可能性も。
ゴルファー達にしても、絶好のコンディションでやりたかったでしょう、重ね重ね申し訳ないのお。

忠犬がいたのは渋谷駅だけではなかった!→

犬好きな私にとっては、ここに書かれている文章を見ただけで涙の出る思いなのですが、肝心の、何故飼い主と離れ離れになってしまったのかが書かれていません。
でもネットで検索すれば詳しい事は分かりますし、『あした会えるさ―忠犬タローものがたり』という本が出版されているようなので、興味のある方は手に取ってみるのもよし(私は読んでいないけど)。
因みに名前は「タロー」となっていますが、元の飼い主は「コロ」と名付けていたようです。

↓石岡の町が熱気に包まれるのは、これらが町を練り歩く「石岡のおまつり」の時。
 
左・山車、右・幌獅子。
正式には「常陸國總社宮大祭」といい、毎年40万人もの人が訪れるお祭りで、関東三大祭の1つ。
昨年(平成28年)は9月17~19日に催されました。

駅前がゴチャゴチャした感の石岡駅→

↓お祭りの最大の山場は、山車12台・幌獅子30台が大行列をなす、駅前のこの「御幸(みゆき)通り」。

この通りを歩き始めると、誰だかジ~ッと動かずに突っ立っている人がいるゾ・・・(写真左)。
気味悪と思って見たら、なんじゃこりゃ?

いやらしい腰つきのメスのタヌキ→
おまけに抱えているウナギも意味わからんし。

御幸通りを真っすぐ進むと、丁字路になります。
丁の字の-部分に当たる道路は国道355号線で、「中町通り」と呼ばれる商店街。

↓この通りを中心にして、昭和レトロな建物が多く残っております。
 

 
黒壁に瓦屋根の商家、土蔵造りの壁が通常の土壁漆喰塗りではなくコンクリートでできている商家、洋風デザイン装飾を施した看板建築などなど。

そんな中、江戸末期に建てられた染物屋が異彩を放つ→
昭和4(1929)年に石岡は大火に見舞われたのですが、奇跡的に焼け残ったそれ以前の建物。

↓個人的には、「府中誉」という酒蔵のこの汚れた土蔵が気に入りました。

かつて石岡に常陸国の国府があったので、どうやらそれが酒蔵名の由来のよう。

国道6号線の、常磐線を跨ぐ橋より→
バスが走っている道は、ちょうど10年前に廃止された鹿島鉄道が走っていた所で、今ではバス専用道。

(622)茨城県石岡市役所
庁舎は仮のもので、その奥に古い庁舎があったようです。
1か月前に庁舎建設工事の入札があって、落札者も決まってようやく新庁舎を建設の運びとなりました。

気象庁の地磁気観測所が置かれており、スカイスポーツが盛んで地域でもあります。
そして日本一のダチョウ飼育数を誇る「ダチョウ王国」があり、だからか、ダチョウの肉が隠れた?石岡名物らしいです。
一体どんなお味なんでしょうね?

 

参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→