ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

135日目 一部区間廃止予定の留萌本線に乗ってみた(2)

2015-11-03 23:34:23 | 道央
2015年9月19日(土)


いち早く留萌本線の廃止予定区間に馳せ参じたいところですが、そうはさせじと留萌市までに2つの町があります。
市町村巡りというお荷物名目も抱えている以上は寄らざるを得ませんが、幸か不幸か、これらにはさして見たい所もないので、余計な時間をかけられずに済みます。

石狩沼田駅→
昭和47(1972)年まで、札沼線という路線がこの駅まで乗り入れておりました。
その事は、以前新十津川駅に行った時に触れております。

↓切符を販売しているという事は、それなりに利用客がいるようです。

ただ、何故にハンパな13時40分までか意味不明。

駅前左手側→

右手側→

(539)北海道雨竜郡沼田町(ちょう)役場
明治27(1894)年に、富山県から沼田喜三郎さんというお方ら18戸が移住して来たのが町の始まり。昔は炭鉱があったものの閉山し、今では稲作を中心とした農業が主要産業の、約3,400人が暮らす町。

↓ちょっと市街地を離れると、このとおり一面水田だらけ。


↓さらにまっすぐ進むと、留萌本線と札沼線との分岐点であったらしき場所。

新十津川方向に目をやっても、鉄道跡らしきカケラすら見当たりません。

↓上の写真の青い色の小さな物置の左側にあった遺構っぽいもの。

奥に留萌本線の線路があります。

↓お昼は街中のこのお店
 
お値段はかなり良心的。冷やしたぬきそばを戴きました。

↓深川方面に戻り、秩父別(ちっぷべつ)駅へ。


↓一日上下16本しか止まらない無人駅に、ムダに貼り付けられたタテの駅名標(笑)

一枚しか発注しなかったのに、間違って余分に注文してしまい、やむを得ず柱という柱に貼っつけたものと、勝手に想像。

↓昭和30年頃の駅(留萌駅に飾ってあったもの)

駅構内といい、人の数といい、隔世の感ありを思わせる一枚。

駅前の通り→
急にお日様がはっきり顔を出して、暑くなった中をひたすら歩きます。

↓各家々の庭には灯油の貯蔵タンクがあり、様々な形が見られ面白い。
 

↓(540)北海道雨竜郡秩父別町(ちょう)役場

アイヌ語で泥炭地を意味する「チックシペツ」が由来。なので、埼玉県の秩父(ちちぶ)市とは何ら関係なし。田舎っぽいという点は似ているけど。
明治28(1895)年に屯田兵200戸の入植が町の始まりで、泥炭地は土地改良の末、多くが水田となっております。
人口は約2,500人ですが、45年前の半分と右肩下がり。何とか町でも人口減に歯止めをかけるべく、定住する人には1平米あたり1円!で宅地を叩き売りするという何ふりかまわぬ策に出ております。
1区画460平米あるので、460円か・・・。もっとも保証金が60万円必要だけども。こんなハンパな事しないでタダであげちゃえばいいのに。
秩父別に住みたい!という勇者お方は町のHPをご覧下さい。

↓駅の南側にある「道の駅鐘のなるまち・ちっぷべつ」

「百年記念塔」と呼ばれる塔のてっぺんには国内最大級のスイングベルが設置されていて1日4回鳴り響くとの事。展望台もあって中に入れるらしいです。
塔の左側には「秩父別温泉ちっぷ・ゆう&ゆ」という温泉施設があります。

秩父別駅13時33分の列車は混んでおりました。仕方なく後ろの方に陣取ります。

恵比島駅(沼田町)→
朝の連ドラ「すずらん」で、ロケに使われた明日萌(あしもい)駅舎のある駅。
5年前のゴールデンウィークにここに自家用車で訪れたけど、ホームにはまだ大雪が積もっていてビックリしたわ。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→