ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

127日目 列車が来なくなって10年たった今

2015-08-28 23:33:07 | 北陸
2015年7月18日(土)


穴水から国道249号線を北上、最初は山間部を通りますがやがて海岸沿いを走るようになります。この国道は七尾市を起点に、能登半島をグルッと廻って金沢市が終点の道路。

↓雨も上がり、だいぶ明るくなってきた能登町(のとちょう)は「コンセールのと」に車を置きます。

図書館・公民館の他に観光情報案内所も入っている昨年4月26日にオープンした多目的交流施設。そして10年前の3月31日までは、のと鉄道・宇出津(うしつ)駅として列車が走っていた所。

↓穴水からやってきた列車は、高い鉄塔右下の道路を潜る。

ホームはこの左側にあったあったみたいです。

そしてホームを発車し、トンネルへ→
という光景だったワケですな・・・。

↓「コンセールのと」を背に歩くと、駅はないけど「駅前交差点」と呼ばれる県道6号線との交差点に出て、そこを左に折れてまっすぐ進むと港に出られます。



上の写真の左にある大きなお店は、今では別の場所に移転しているようですが、寛政7(1795)年!創業の超老舗みたいです。こんな田舎でそんなのがあるとはビックリしたぞ!

宇出津港→
昔から天然の良港として栄えた港で、街はこの港を囲むように成り立っております。

街を流れる川の河口付近→

(517)石川県鳳珠(ほうす)郡能登町役場
目の前が港の役場。
能登町は平成17年に能都町・柳田村・内浦町が合併してできた町で、キャッチフレーズは「奥能登にひと・くらしが輝くふれあいのまち」。ですが、2012年時点で県内で一番財政力指数の悪い町。今はドベは脱したかな?

そんな町に人がたくさん来るよう情報を拡散しとこ!
交流フェスタ2015in能登町→
ちょっと突然すぎるかも知れないけど、明日(8月29日)から開催! 参加無料だそうです(グルメはタダかどうか知らん)。 

↓港の西側には昔ながらの素朴な街並み



宇出津、散策にはなかなかよろしき町。

↓ここから10km弱東に「九十九湾(つくもわん)」という絶景が堪能できる名所があるのでやってきた。が・・・。

「きっぷうりば」の入口には「船舶整備中につき本日休業します」との貼り紙。

↓観光船乗り場の反対側から

こんな天候じゃ、人が来るわけないよな・・・。仕事サボった?
行ってみたい(勿論晴れた日に)という方は町のHPをご覧下さい。

九十九湾から10km北には能登町のフィナーレを飾るに相応しい(?)ロマンチックな名前の場所があります。

↓恋路(こいじ)海岸



名前とは裏腹に、悲恋な話しが由来の海岸。
普段は結構きれいな白浜であるらしいけど、台風で荒れたせいかとても汚い。せっかくの名前も台無し

翌日(7月19日)は、「かがり火と松明が恋路の浜辺を幻想的に彩る」という「恋路火祭り」が開催されます。
その準備に余念なしのご様子→

↓ハートのモニュメントの後ろを振り返ると、こういうのがあります。



旧恋路駅。
かつてデートスポットとして賑わったらしいですが、のと鉄道能登線が廃止されてからはすっかり寂れてしまったので、今ではトロッコ列車を走らせて人の呼び込みを図っております。詳しくはコチラ

ホーム待合室にて→
11年前に同じ千葉から来た彼、君は今どうしているかな?
愛する人を見つけ、その人と一緒に再びこのホームに立つことができたのかな?

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→