ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

54日目 宮城・福島、蛇走行(1)~登米

2013-08-15 23:25:58 | 南東北
2013年7月13日(土)


国道45号線を海岸線に沿って南下、気仙沼市本吉地区より国道346号線を進み、登米(とめ)市にやって参りました。

登米市は、平成17年4月に登米(とよま)町、迫町(はさま)町など9つの町が合併してできた市。
ところで、登米の呼び方には「とめ」と「とよま」の2通りあります。
これって、一体、どういう事??

元々は「とよま」であったのが、明治になり登米県が置かれた際に、これではよその人は読めないであろうという事で、県名を「とめ」にしてしまったという。
やがて、登米県は様々な県名を経て最終的には宮城県に統合されたのですが、登米郡を設置した時にそれは「とめ」として残りました。
以上は、後でも出てきます「水沢県庁記念館」という所で説明の受け売りですが・・・
つまり、合併前の登米町は「宮城県登米(とめ)郡登米(とよま)町」といったややこしいものだったんですね・・・

さて、この登米(とよま)地区は、別名「みやぎの明治村」と呼ばれるように、明治時代の雰囲気を味わえる町並があります。
時間に限りがあり、何でもかんでも見たい訳ではないので、興味を持った建物を見学するに留めます。

観光の拠点となる「とよま観光物産センター遠山之里」→
ここからスタートします。

↓教育資料館(国指定重要文化財)





明治21(1888)年に建てられた旧登米高等尋常小学校の校舎で、「みやぎの明治村」の一番の観光の目玉。
中で昔の教材などが展示され、教育の歴史を学べます。


一部、修繕中。ここの事務員さんによると、一昨年の大地震の揺れで、校舎はガタガタになり見るも無残な状態に成り果ててしまったといいます。実はハシゴの後ろで工事をしている真っ最中。

水沢県庁記念館(市重要文化財)→
明治5年築、でも県庁として使われたのは明治8年まででした。

↓武家屋敷通り

「明治村」を名乗りながら、ちゃっかり江戸時代のものもあったりする(笑)


手でちょこっと押せば今にも倒壊しそうな・・・

↓警察資料館(県重要文化財)



明治22年に建てられた旧登米警察署庁舎です。


中に入れるので、ちょこっと入って、捕まった気分を味わってみる。ん~、やっぱりあまり居心地は良くない。もちろん本物には入りたくないね、絶対。

↓蔵づくり商店街




登米(とよま)大橋(川は「北上川」)→

「とよま観光物産センター遠山之里」に戻り、食堂に入ります。

↓油麩(あぶらふ)丼(\650)

登米のご当地グルメです。
親子丼の肉が麩に変わったもののような感じ、ただし食べ応えが今一つ。
豚肉がちょっぴり入っていましたが、もう少しあった方がいいような気が。

さて、市役所は迫地区にあります。なので、進路は西へ。

(283)宮城県登米(とめ)市役所

↓白鳥の越冬地で有名な「伊豆沼」



ほとりの草むらにいたもの。拡大すれば何か分かります。

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ
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