記念日、カブトガニ！♪

昨日は連休最後の日。まだ台風の影響でかなり風が強い西の浜に久しぶりに夕涼み。もう夏も終わり、あんなににぎわってた砂浜はぽつんと高校生カップルと遠くに一人二人。

この日はワタシら３５年目の結婚記念日。九州のワタシと東北の相方が東京で出会って、互いの両親親族が顔を合わせたのは式当日。しかも、台風！仲人を引き受けてくれた気象関係の先生は、「この日は台風の特異日（高い確率で起こる）なんですよ。」相方の姉さん一家は新幹線が止まってしまい、長崎から動く列車を乗り継いでようやく間に合った。ワタシの両親は千葉の祖母宅、東京の姉宅に、前から来ていて、福岡の留守宅は台風の通り道。父は「帰ってみたらもう屋根が飛んどるかもしれんです。わはは！」と。ワタシは三鷹のアパートから大雨の中タクシーで中野の式場まで。運転手さん、「花嫁さんを朝から乗せるなんて運が良いなあ。雨は良いんですよ、福が振り込むってね。」と喜んでくれた。
で、やっぱり関東方面に台風は向かったんだねえ。

もちろん、夕涼みとは言えワタシとしては台風後の浜辺は宝探し！ふだんは見ないものが打ち上げられてたりするからね。拾った竹の棒でゴミの山を引っくり返したりして歩き、戻ろうとした遊歩道の壁の近くに、黒い…カブトガニ！！でかい！すでに腐りかけてハエが止まってる。シッポを持って裏返すと、壊れた部分もなく、臭いだけ。やったあ！お持ち帰りい！ぶら下げて歩いてると、散歩の男性、「何ですか？」「カブトガニ。死んでますけど。」ほー、珍しい！とスマホで写真撮った。あずまやでビール飲んでる相方に、大モノ！と見せると、すごい！どうすると？もちろん、持って帰るさ、と。そんなモン、拾って帰る大人はおらんぜ、いや、おるよゼッタイ！こんな珍しい完全体！と、帰り道、キャッチボールしてる高校生男女グループにも見せた。きゃー、初めて見た！とか、みんな喜んで（あきれて？）た。
身を腐らせて殻だけにして飾るにはだいぶ日にちかかるなあ。
とりあえず、ネコにいたずらされないように、庭のカメ日光浴コーナーに入れておくことに。臭いから家のそばには置けないからね。標本の作り方、調べなくては。