朝の雲、戦争の8月

一昨日あたりの町田川河口付近。東京はむちゃくちゃ暑かったけど、同じ暑さでもこちらは空気がきれいだし海風が吹くからいい。

広島長崎の原爆の日、敗戦記念日、8月はいろいろ考えることが多い。九州人のワタシは子どものころ長崎の原爆の話や本が教室の読書コーナーとかにあったし、小学校の修学旅行で原爆関係見学の体験もある。相方は福島県出身でそういうのはまったく無かったらしい。地方によって違うのはおかしい。沖縄に4年住んでこんどは沖縄の戦争のことを思うようになった。まだ戦争経験者の先生が子どもたちの小学校にいらしたし、米軍の戦闘機や自衛隊機は朝からガンガン飛ぶし。沖縄を離れてから、好きで何度も通うようになると、地元の人からほろっと問わず語りで、旅人のワタシに話してくれる。ベトナム戦争のころ戦地から送られる戦死者の死体を洗うバイトをしたと言うおじさんの話も、「黒人がほとんどなのさ、可哀そうと思ったよ」「明日出発する兵隊は金を全部使うわけさ、その辺の国際通りに小銭まいたり、信じられん使い方してよ。」住まなければ、通わなければ知らなかったことごと、いっぱい。軍隊は一般人を守らない。戦争は絶対にいけない。

昨日の朝日。朝早く散歩するようになってこんな空に出会う。帰りに城内の方を通ったら久しぶりにYさんに会った。わんこ2匹連れて。前はすごく華奢だったわんこはもう15歳だとか、よぼよぼして、目もよう見えんとですよ、ほら、もうちょっと、と励ましながら家まで海の話しながら。ご主人が庭木に水やりしてる。Yさんが、「コショウダイとメジナの小さいとを飼っとらすて。」けっこうムズカシイタイプのご主人、この日はニコニコしてた。

午後、プールへ。旅行だったりして、1週間ぶりくらい？むちゃ暑い日は水に入ると一気に涼しくなって気持ちいい。人も少なかったし、いつもよりゆっくりのんびり泳いだ。アメ横で買った新しい水着はなかなかいい。帰りに整形外科に。「旅行に行っててけっこう歩いたんですけど、なんとか持ちました。」足を見て触って、「悪くはなっとらんね。どこ行ったの？」「東京の美術館巡り。」「この前北海道やったね？元気やね。」「行ける時に行かんとですね。」湿布もらって足にホットパックして帰ってきた。

今日は朝から台風対策。庭の植木鉢を物置へ、飛びそうなバケツやなんかも。相方は数年前の台風で壊れた木塀の一部を物置のガラス戸に打ち付けて防護。大した被害が無いといいけど。