気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

誕生日阿蘇旅♪

2013-03-25 17:48:16 | 旅行
相方の誕生祝いに阿蘇に一泊旅。阿蘇に行く前に熊本の美術館で奈良美智を見る予定だったけど、熊本城の桜が満開で市内中心部の駐車場がどこも満車。3、40分ぐるぐる探したあげくあきらめて阿蘇に向かった。思いがけずこの時期に桜満開になって♪うれしいけどちょっと残念だったな。

これは観音桜と名づけられた、阿蘇の牧草地の中にある一本桜。牛さんの排泄物で栄養満点の草地を歩いて近付くと、あーっ、おみごと。地域の人が大事に育ててきたシンボルの美桜。やっぱり桜はいい。人でごった返す町の桜よりもこっちがいい。

阿蘇では宿に着く前に相方の知り合いのガリ版版画家さんのところを訪ねた。電話連絡がつかなかったので、留守だろうと思って念のため、と行ってみたら、灯りがついている。2年ぶりの再会!その間水害もあったし、幸いこのお宅の方は無事だったけれど、20数年前も大水害で上の家は土砂でつぶされ、一人亡くなったという。そのときは夜中にすごい地響きがして目が覚め、雷かな?と起き上がって外を見たら、真っ暗な中にピカッと稲妻で照らされたそこには杉の大木が折り重なって山になっていて、一瞬どうなってるんだ?!と思ったけど、ハッと気付いて親をたたき起こし、雨と音と恐怖でみんなで固まって、電話も通じないし、もうだめだと思ったそうだ。2時間くらいして消防団の人が回ってきてくれて、ようやく助かった、と思ったって。そのトラウマで、夜はあまり寝ない?らしい。美しい自然の中で生活していくってことは、危険とも付き合うってこと、厳しいけれど、凛とした生き方に、すごいな、と町育ちのワタシはつくづく思う。
版画家さんは突然の来訪にも喜んでくれて、お母様お手製の漬けたばっかりの高菜漬けをどっさりお土産に持たせてくれたばかりか、(こっちは手ぶら)誕生祝と、すてきな自作の版画を額に入れて後で宿まで届けてくれた。恐縮っ!!


ペンションの朝食。左の空の皿は、シフォンケーキを食べた後。夕食(サラダ、石窯焼きのピザ、パスタ、鳥のソテー)のデザートを、お腹いっぱいだったら朝に回しますけど、と言われてそうしてもらった。正解。おっきくて、イチゴ、生クリーム、自家製ジャムがついてたっぷり。それにこの朝定食!美味しかったよ。ミカンとパンはお持ち帰り~。
帰りは小国町の坂本善三美術館に寄り、ほっ。いい作品。次回は収蔵展のときに来よう。
ちょっと寄ってみた滝。なんと、滝の裏側に入ってゆける。中は洞窟みたいになってて、奥からツバメのような小鳥が飛び出してきた。巣穴らしき場所を写真撮って後で拡大したら別の穴の中にはコウモリがぶら下がってた!
表はこんな感じ。


福岡県矢部町のほうを通って帰ったら、日向神ダムの淵にぐるっと植えられた桜が満開!あー、母が見たいと言ってたところ、先に見てしまった、ごめんね~こんなに早く咲くと思わなかったから。

あちこち道の駅で野菜やなんか買い物しながら、楽しさ満載の一泊旅、おとーさん、ありがとうね!







コメント
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