写真は戸建ての内覧会で撮ったものです。ご覧頂きたいのは、幅木を切って貼った、というところです。幅木を両側に貼って、真ん中は貼らずに溝になっています。なぜ、こんなことをしたかと言いますと、左側の吊り戸を閉めた際に、吊り戸をここの溝部分に入れ込むためです。そうすると、閉めた際に、吊り戸がグラグラしなくなります。
吊り戸とは、文字通り、上の枠にレールを取り付けて、そこから吊って戸を支えています。良い点は、下にレールが不要となるので、歩きやすくなることです。でも、扉を上で吊っているわけですから、ブラブラして不安定と言えます。特に、大きな地震が来た場合には、相当に揺れることになります。簡単に外れて倒れて来ることはありませんが、吊り戸を開けていても、閉めていても、なるべく揺れないようにしておくことは大事です。
写真の場合では、吊り戸を開けている場合には、壁があって揺れにくいのですが、閉めた場合には、揺れやすくなるので、その揺れを止めるために、幅木を切って溝を作ったわけです。吊り戸を閉める時には、ここの溝に入れておけば、地震が来ても揺れません。(419)
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