写真は戸建ての内覧会で撮りました。ご覧頂きたいのは、矢印で指している樋の部分です。この家は完成したので内覧会を実施したのですが、この樋の部分は、途中で切れていて接続されておりません。本来は、右に見えている縦樋に繋ぎ込まなくてはなりません。これでは、屋根に降った雨は、ここから飛び散ることになってしまいます。
こうなっている理由は、売主側が、付けるのを忘れてしまったからです。今まで多くの戸建てを内覧会で見てきましたが、こういうのは初めて見ました。一戸建ての内覧会では、どうしても部屋の中が気になりますが、建物の外側も可能な限り、見ることが重要です。敷地、建物へのアプローチ、基礎の立ち上がり、外壁、バルコニー、樋、1階の屋根、破風(はふ:屋根の横)など、見れる範囲はしっかりと見なければなりません。売主側も、一般的に買主が見やすいところは注意をしますが、見にくいところはウッカリしている場合があります。(37)
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