■ 久しぶりに鴨川に行って来た ■
日曜日は自転車の日。
朝3時に目が覚めて、アニメなど見た後に2度寝したら起きたら8時。
それから、なんとなくダラダラしていたら家を出たのは10時。
養老渓谷なら往復出来そうですが、新年になってから鴨川に行っていないので片道100Kmをアウター53t縛りで走る事にします。
追い風ですが、正月以来ロングライドをしていないので、養老渓谷には27.5Km/h(AV)で到着。足が全然回りません。
本日は暖かなので路面凍結の心配は無いハズと踏んで、鴨川へは麻綿原高原を越えて行く事にします。勿論アウター縛りで。老川十字路の先を左折して山道に入ると、一気に勾配は10%越え。足が回らない割には、重いギアーは回せます。サドルの後ろに重心を落して、足を前に踏み出す様なペダリングをすると、急斜面でもグイグイと登って行きます。ダンシングするより早くて疲労が少ない感じです。
集落を過ぎる当たりで10頭程のサルの群れが10m程前の道を横切って行きます。道の右側は3m程の崖になっていますが、自転車に驚いたサル達が慌てて駆け上って行きます。中にはズリ落ちるサルも居ます。
いつもはゼーゼー・ハーハー言いながら到着する山頂を、本日は余裕で通過して、そのまま内浦山の下り坂へ。落石に注意しながらも軽快に下ります。
浦安を出て4時間30分で安房小湊に到着。波も穏やかです。ここでカップラーメン休憩。
鴨川には3時に到着。
実は本日は4月から鴨川暮らしを始める娘のアパート(新築)の出来具合をチェックするのが目的です。前原海岸からほど近い場所のアパートは未だ外装も出来上がっておらず、本当に2月末で竣工するのか怪しい・・。
現場の写真を娘と家内にメールします。
時間は3時半なので、長狭街道を保田に抜ければ、日没までには内房に抜けられますが、何だかポカポカ陽気で気が抜けてしまい、鴨川の街をのんびり散策して電車で帰る事にします。「先週一週間、仕事が超ハードでしたし、今週も忙しそうなので、あまり疲れを残したく無いと・・・」自分に言い訳します。
■ 『輪年のラグランジェ』の風化した記憶・・・・ ■
鴨川と言えばアニメ『輪廻のラグランジェ』の聖地です。アニメで町おこしを試みましたが、成功したとは言えず、NHKのクローズアップ現代で微妙な取り上げられ方をしたせいで、なんだか失敗例の代表にされてしまった残念な企画です。
それでも、放送当時は商店会の方々も乗り気で、閉店した店のシャッターにキャラクターの絵を描いたり、店頭にラグランジェグッズを飾ったりしました。
2012年1月の放映から丁度3年が経ちましたが、シャッターの絵も、「あさひや」さんのディスプレーもそのまま残されています。少々、日に焼けて色あせていますが・・・・なんだかシャッター商店街に馴染んで来ました。ちょっとシュール。
作品自体は、「女性原理のロボットアニメ」として、日本のアニメ史に残る名作だと思うのですが、『ゼーガペイン』の様に知る人ぞ知る名作と言われる日が来る事を祈っています。
アニメ的日常とは・・・「輪廻のラグランジェ」
時代は鴨川・・・自転車に乗って「輪廻のラグランジェ」の聖地巡礼
『輪廻のラグランジェ展』 in 鴨川 ・・・ いつかは、きっと名作の仲間入り
■ 自転車ではあっと言う間なのに、電車は長旅・・。 ■
15時53分の外房線普通電車で鴨川の駅を後にします。新浦安到着は18時35分。2時間半以上の電車移動は、とても長く感じます。自転車だと、あっと言う間に感じるのですが・・・。
本日は今年最初の鴨川詣で。
4月からは、娘の生活チェックで通う事になりそうです。
娘からは「お父さん、頼むから来ないで!!」「カギ開けないから!!」と言われていますが。
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国際的な調査でトップ100にほとんど入っていない!
といいます。その原因の一つに英語での授業がほとんど
行われていない。海外からの生徒も少なく、日本の大学
を卒業しても国際的な仕事には就きにくい。と、いう現
実があります。そういう意味で評価が低いようです。と
にかく英語での予定表、計画書、企画書が解り、自ら制
作できなければなりません。それにともない各業界のル
ールが理解できていなければなりません。どうも日本の
教育制度自体にも問題があったようです。やや欧米的な
価値基準での評価だとは思いますがかなり遅れて日本政
府は危機感を感じています。すでに大学生の段階で各国
の同世代の生徒と交流し、30代40代になっても気軽
に電話が出来るようなネットワークが出来ていなければ
なりません。中国などは大量の学生を欧米に派遣し、国
家とは別のチャンネルを多く持っています。その量が桁
外れに多いのです。つまり次世代の世界をリードしてい
くつもりです。“共産党政府”ではなく広い意味での“
中国人“がです。日本も一時期、教育特区を作る!?と
、言っていましたが、本当は日本の小さな島一つ、二つ
をまったくシンガポールや香港の様にして、企業も同時
に誘致し、”特別経済自治区“を作るぐらいの事をしな
いと、現在の大学にアホな金持ち留学生の数を増やした
り、教授を招聘する程度では本質的な問題は解決しない
のでは?と、思うのです。
日本の教育の問題点は二つ有ると思います。一つ目は全
体としてのレベルの低下。全入時代になってボトムは既
に高校生以下の学力ですが、トップのレベルも下がって
います。
小さな頃から学習塾に通い、プログラムされたコースで
大学に入った子供達は、「設問が無い」という人生の選
択肢において躓きます。
企業に入っても直ぐに退社して、「自分探し」を始まる
若者は90年代から増え始めましたが、結局、「勉強して
試験で良い成績を取る」という分かり易い目標を失うと
、何をして良いのか分からなくなってしまう様です。