■ あれ、金正日? 元気じゃん? ■
イヤー、久しぶりに見ると変るもんですね。
金正日も痩せてしまいましたが、
クリントンも年を取りましたね。
かつての若々しい大統領の面影は・・・今いづこへ・・・。
それにしても、金正日は生きていたんですね。
・・・イヤイヤ、影武者の一人かもしれない・・・。
・・・イヤイヤ、元々影武者しか人前に出て来なかったのかもしれない・・・。
まあ、何はともあれ、
北朝鮮は今回のクリントン訪朝で、金正日の健在を世界にアピール出来ました。
■ 北とアメリカの茶番劇? ■
しかし、今回の事件、裏を読む出すときりが無い。
拘束された二人の記者は、ゴア元副大統領の経営するTV局の記者でした。
まあ、これは偶然としても、
アメリカと北朝鮮の直接対話は、双方ともどうにか実現したい懸案でした。
北はお目付け役の中国の影響力を削ぐ為にも、アメリカと繋がっていたい。
アメリカも6各国会議に対する中国の積極姿勢を引き出したい。
そういった意味で、今回の拘束事件は双方にとって都合の良いタイミングでした。
米政府は関与を否定していますが、
何らかのメッセージをクリントンに託したのでしょう。
しかし、つい先日までヒラリーと北朝鮮が子供の喧嘩のような
中傷合戦を繰り広げていた事がウソの様です。
ここら辺の舌戦を含めて、
クリントン訪朝への援護射撃だったのでしょう。
■ クリントン夫妻 VS オバマ ?? ■
クリントンは大統領時代に米朝国交正常化に向けて努力しています。
それをブッシュが台無しにして、現在の北朝鮮の孤立化が鮮明になりました。
クリントン夫妻を含む民主党の一部、
ありいは彼らを後押しする勢力は、
北朝鮮の存在を重要視しているように思われます。
北朝鮮が中国の傀儡国家となり
朝鮮半島や東アジアの軍事バランスが崩れる事を嫌っています。
スタンドプレーをしてもアメリカの影響力を北朝鮮に行使しようとしています。
金王朝も同様に、過度の中国の干渉を嫌い、
アメリカというカードを手元に忍ばせておきたいと願っています。
一方、オバマは就任後、北朝鮮に対する積極的な行動は起していません。
今回のクリントンの訪朝にも、ホワイトハウスは冷ややかです。
オバマは東アジアにおける中国の覇権をある程度容認しています。
これが、アメリカ国債にからむ中国の圧力によるものなのか、
あるいは、オバマの背後にいるロックフェラーや
ブレジンスキーを始めとする、外交評議会の意向なのかは定かではありません。
ただ、今回の事件で、政権内に「クリントン VS オバマ」という対立軸が見え隠れします。
中国をコントロールしたいクリントンと、
中国に東アジアの覇権を渡したいオバマ。
彼らの真の狙いは何なのでしょうか?
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