人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

<再録シリーズ>逆転の発想・・・労働生産性は低い方が良い

2011-12-06 10:01:00 | 時事/金融危機
 

■ TPPの時代だから、地域再生の大胆なアイデアが必要 ■

JB Pressから参考にうなる記事を紹介します。
地域住民の行政参加や、農地の共有で、過疎地域を活性化している実例です。

「住民が全員参加で地域を甦らせた過疎集落」(JB Press 2011.11.28)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30522


一方、最近話題になっているブータンの実情の記事も興味をそそります
「幻想にまみれたブータンへの開発援助」
(コメは余り、棚田にホテルが建てられている現実)
(2011.11.10)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/28630


■ グローバル化の時代に、「近代化システム」は機能しない ■

経済危機に直面して、社会には「昔に帰りたい幻想」が蔓延し始めています。

しかし、無計画に過去に回帰したのでは、
過疎や高齢化など同じ問題を繰り返すだけになります。
ブータンも何れは近代化してゆくという事実を忘れてはなりません。

一方で、財政がひっ迫する中で、
地域の自立は、日本における最大の課題ともなっています。

貨幣経済は地域の成長力をも、
通貨を介在として国の成長力に組み込んで来ました。

地域は若い労働力の供給基地としての役割を果たし、
その報酬として税金や公共事業という恩恵を受けて来ました。
地方に投下されたお金は、消費という形で中央に集まり、
又こ公共投資という形で地域を潤すという
理想的な循環が日本には存在しました。

しかし、地域の高齢化が進み、
消費地としての地方の魅力は薄らいでしまいました。
工場の海外流出で、地方に魅力的な職場も無くなりました。
公共事業も、投資効果の高い物は無くなり、
維持費で税金を無駄遣いする様な物件ばかりになりました。

これは社会の成熟段階で避けて通る事の出来ない衰退です。
安い労働力の供給基地や、消費地という、かつて地域が担っていた役割は、
グローバル化の時代では、海外にその役割を奪われています。

日本では、「近代化システムの一環としての都市と地方の関係」は
既に機能しないシステムとなっている事に国民が早く気付くべきです。

高齢化時代の新しい地方のあり方を、
TPPやグローバル時代の地方の生き残り戦略を、
真剣に考えるべき時だと思います。


たまたま、過去記事にコメントを頂いたので、
再掲載いたします。

(一年前の記事なので、私自身、TPPに対する評価は大分変化しています。)



<再掲載>「逆転の発想・・・労働生産性は低い方が良い」(2011.01.11、人力でGO)





■ 産業構造の変化と農業人口 ■

アメリカに比べて集約化が遅れていると言われる日本の農業ですが、はたして集約化や労働生産性の向上が日本人の利益になるか私は疑問を持っています。

アメリカは18世紀に人口の95%が農業従事者でしたが、現在は2%となっています。
人口も少なく、農業以外の産業のほとんど無かった18世紀と現代を比較するのは強引かもしれませんが、工業やサービス業の隆盛と共に、農業から他産業へのシフトが発生しています。

一方、第二次大戦後アメリカ政府は農業を重要な輸出産業と捕らえ、戦略的な農業政策を実行していきます。アグリビジネスと呼ばれる農業企業に土地を集約させ、大規模機械経営によって生産性を高める事によって価格競争力を高めてきました。

■ 先祖伝来の土地を守る日本の農家 ■

一方、日本の農家は先祖伝来の土地を手放したがらず、又、山間地の農地も多い事から農業の集約化は進行せず(法制の問題も大きいですが)、兼業や高齢者の農業従事によって経営規模の小さな農家が生き残ってきました。

■ 農業改革で米の内外価格差は解消するの? ■

昨今、日本の農業が注目され、TPPに絡んで日本の農業の集約化を主張する議論が盛んになりました。

「やる気のある農家に土地を集約し、国際的に価格競争力のある農業を実現する」という尤もらしい主張がされています。多くの知識人が手放しにこの意見に賛成しますが、はたしてその結果どうなるかを正しく予見できる人がどれだけ居るでしょうか?

集約化によって日本のコメを輸出産業に育てる事が可能でしょうか?

答えはNOでしょう。価格差5倍~10倍に近い海外のコメに対抗する為には、日本のコメも生産コストを1/5にしなければなりません。八郎潟を始め、日本でも大規模農業を営む地域は存在しますが、1/5のコストで生産する事など不可能です。

昨年中国の旱魃のニュースで日本の米価が中国の1.4倍という情報がネットに流れているようですが、国際的な米価はタイ米が基準となっており1Kg当たり30円程度。中国は100%コメを自給しているので米価は比較的安定しており、2009年の旱魃で値上がりしても4元(70円)/1kg程度だという事です。日本の米価が230円/Kg程度(スーパーでは350円/Kgが中心価格ではないでしょうか)ですから、日本の米価はやはり海外と比べ5倍~10倍もします。

最近、私達はネットの情報を信用しがちですが、最近ネットでは「中国は旱魃の影響で米価が値上がりして60Kgで10000円になったとの情報が流れています。日本の米価は昨年12000円/60Kgだったので、日本も集約化を進めれば充分な国際競争力を持つ」との書き込みが多く見られます。

これは明らかに大間違いで、値上がりした4元/1Kgでも12.5円/元で換算すれば、3000円/60Kgです。

どこから中国の米価の偽情報が広がったのか分かりませんが、TPP推進派の多くがこの数字を信じている様です。常識的に考えて、物価水準が日本の1/10~1/20の中国で、コメの価格が日本の7割程度だったら、確実に暴動が起きます。


■ 集約化・機械化がもたらす雇用の消失 ■

工業の生産現場で自動機械に職人が職業を奪われました。同様の事が、農業でも発生します。

高い輸出競争力によって外貨を稼ぐ製造業に対して、輸出競争力の低い農業の機械化は、失業者を増やすだけの結果となります。

高度経済成長の時代ならば、農業から他産業への労働人口移動が可能でしたが、高失業率時代では、離農した人達は失業率を高めるだけの結果をもたらします。

少子高齢化で雇用環境は改善すると予測する人も多いでしょうが、製造業を中心に海外移転は確実に進行し、内需産業以外の確実に減少する事は戦後のアメリカを見れば明らかです。

■ 財政破綻後のシナリオ ■

日本の財政破綻リスクが新聞やニュースなどでも取りざたされていますが、破綻後の明確なビジョンを示した記事などは見かける事がありません。

国債を国内で消化している日本は、財政破綻してもデフォルトという選択肢は取れません。

① 日本国債がデフォルトる。
② 国債を大量に保有する銀行も生保も年金も経営破綻する。
③ 日本国民の貯蓄が消失する。
④ 厚生年金も破綻する。

これでは国民が納得しません。政府日銀の選択肢は「インフレ」しかありません。

① 日本国債が暴落する
② 日銀が金融機関や年金から日本国債を買い上げる
③ 700兆円以上の資金が市場に溢れる
④ 急激にインフレが進行する
⑤ インフレにより国債コストと年金財政コストが目減りする

インフレは年金世帯には恐怖ですが、住宅ローンを抱える現役世帯の返済負担は軽減します。(雇用が確保され、固定金利ならば)

インフレ政策は、「世代間格差」解消という効果も発揮します。

■ 大量の年金難民の発生 ■

日本の財政破綻は、大量の失業者と年金難民を発生させます。財政破綻した国や自治体が彼らを支える事は不可能です。

失業者と年金難民は、自活の道を模索しなければなりません。
とにかく、食べていかなければなりません。

■ 低労働生産性 = 雇用増大 ■

ここで注目されるのが農業です。

日本の農業は労働生産性が低いので、人手を必要とします。
耕作放棄地が多いのも、山間部の不便な農地で耕作する人手が無いからです。

職や年金を失った人達は、都会から農村に移動してゆくはずです。
農村では65歳は若者です。

■ 産業から自給自足へ ■

産業としての農業を考えた場合は労働生産性の高さは重要です。

しかし、福祉として農業を捉えるならば、労働生産性の低さが重要になります。
限られた土地で、より多くの雇用を作る為には労働生産性は低い方が良いのです。

日本は現在3人の現役世代が1人の老人を支えています。
近い将来、2人で1人の老人を支えざるを得なくなります。

財政破綻しなくても、不可能な事は目に見えています。

その為、政府は定年延長を指導していますが、企業にとって高齢者は「老害」以外の何者でも無く、若くて成長力に富んだ新興国の企業との競争に負けてしまいます。これでは、企業は日本を棄てて海外に逃げてしまい、さらに雇用と税収を失う事になります。

■ 日本の中に生まれる途上国 ■

世界規模の金融危機や、日本の財政破綻は、グローバリゼーションを加速します。

グローバリゼーションとは、アフリカやアジアの新興国や途上国が豊かになる事と同時に、日本などの先進国の中に、途上国が発生する事と同義です。

一部の都市部では高い国際競争力を背景に従来の先進国が存続しますが、地方はむしろ実物経済や自給型経済に後退してゆくでしょう。


■ 最小不幸社会とは ■

菅総理の言う「最小不幸社会」は、現状の福祉政策では財政コストの増大に繋がります。
農業でも補助金や助成金をばら撒き続けていますが、財政が破綻すれば継続不可能です。これでは「不幸の再生産」の連鎖を断てません。

一歩、地方の途上国化が不幸かと言えば、一概にそうとは言えません。

農村の高齢者は都会の高齢者と比較して健康です。
労働は体の健康を維持するだけで無く、生き甲斐を与え、精神の健康を維持します。
健康保険の存続する危ぶまれる状況で、健康こそが最大の幸福です。

物質至上主義の時代には現金収入の少ない農業は嫌われました。しかし、来るべき破綻後は若者を中心の価値観の大きな変化が訪れる事が予想されます。物質的な豊かさより、精神的な豊かさを求める人たちは確実の増えています。

尤も、自給型農業は人力や畜力に頼る農業です。肉体労働を嫌う人達が幸福になれる保障はありませんが・・・・。

毎度のバカ話ですが、歴史がいつも前進するとは限らない事は歴史が教えてくれています。

生き残るユーロ・・・ドルと円はどうなる

2011-12-06 02:28:00 | 時事/金融危機
 



■ 来年早々にもユーロは強くなって復活する ■

ユーロ危機お出口が見えて来ました。

頑なにユーロ諸国の財政統合やユーロ共通債の発行を拒んでいたメルケル首相が、
どうやら態度を軟化させているようです。

1) 財政状況が比較的良好な6カ国で救済基金を立ち上げる
2) その後、財政統合をにらんでこの枠組みを拡大してゆく
3) ユーロ圏諸国の財政状況が改善したら、共同債の発行に踏み切る

だいたいこんな内容で、ユーロ危機ひ歯止めが掛る事となるでしょう。
来年、年明けにはユーロ危機は一気に改善に向かうかもしれませn。

■ ユーロ危機の影に隠れるアメリカの惨状 ■

一方、アメリカは直近の雇用統計が改善した事を市場が好感しています。
毎度おなじみのトリックで、失業率は減少していますが、就業者数も減少しています。
様は、求職をあきらめて、フードスタンプのお世話になる人が増えてうるだけ。

ウォール街デモに代表される様に、
アメリカの事態経済の悪化は、雇用を直撃しており、
政府のテコ入れで、ニセの相場に浮かれるウォール街に怒りの矛先が剥いています。

しかし、直近の失業率にはウォールストリートも貢献しています。
ユーロ危機を発端とする市場の悪化によって、
各金融機関は、大幅な人員削減を断行しています。

アメリカのインチキ市場も、そろそろメッキが剥がれて来る頃です。
ユーロ危機による資金のアメリカ還流によってどうにか持ちこたえていますが、
年明けからユーロが復活の兆しを見せれば、
資金はアメリカから逃避し始めるかも知れません。

■ 円はどうなるのか? ■

アメリカからの資金の逃避先はユーロだけとは限りません。
さらなる円高が進行するかも知れません。

既に、ウォーレン・バフェットは日本株は買いだと言っています。
年末までは円安基調で推移し、
海外勢が日本株を購入し易い状況が続いた後、
年明けから、円高に振れる可能性があります。

日経平均が回復している様ですが、
海外勢の買い戻しが入っているのでしょう。

日銀や年金基金は、日本株の下落状況で日本株を買い支えています。
日銀は、株の直接買い支えという世界でも最も踏み込んだ金融政策を断行しています。

本来はFRBの量的緩和の様に、マネタリーベースを増やして
過剰流動性を生み出し、市場の購買力を高めて株価を支えるべきですが、
日本の金融機関も個人も企業も、リスクを取りたがらない為、
日銀の資金供給は株価回復に直結しません。

株式市場に資金が流入するまでマネタリーベースを拡大すると、
ミニバブルが発生して、金利が上昇する結果を招くかもしれません。

ですから、日銀は直接的に株式市場に介入するしか手だてが無いのでしょう。
日銀も年金基金も底値で介入しているでしょうから、
株価が上昇基調に乗れば、介入による損失は解消します。

株価が本格的に8000円を割る事が無ければ、
これらの介入による国民の損失は軽微です。

■ 円高介入=アメリカ国債の買い入れ ■

来年になって、円高ドル安が顕著になれば、
再び日銀の為替介入が始まるでしょう。

昨今、日本経済の落ち込みが激しいので、
日銀は市場に供給した円を回収する「不胎化」を行っていない様です。

「日銀が31日の介入資金7.5─8兆円を非不胎化へ=関係筋」(2011.11.02ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23954120111102

介入によって手元に集まったドルは、
アメリカ国債の購入に充てられるので、
介入によって日米経済はしばらく延命します。

一方、介入によって外為特会に赤字が積み上がります。
日本人の借金は、確実に増えて行くのです。

■ 日本国債危機論 ■

ユーロ危機に伴って、ドイツの国債入札が不調に終わるなど、
国債に対する信用が揺らいでいます。

IMF初め、日銀の内部からも、
日本国債消化の持続性に対する疑問の声が聞こえます。

IMFや日銀からの発言は、増税に誘導する為の政治的発言です。
緊縮財政に向かうヨーロッパ同様、
世界経済の一翼を担う日本の財政健全化は政界の安定に繋がるからです。

一方、日本はドイツと異なり、不景気が続いています。
ユーロ安の恩恵を受けるドイツと、
円高により国内産業が圧迫を受ける日本とでは状況が異なります。

日本にとって増税は、致命傷となるでしょう。
政府もその事は十分承知していますし、
国民も増税には納得しませんので、
消費税を10%に上げようとすれば、民主党政権は崩壊します。

■ 日本の財政崩壊のシナリオ ■

日本の金融機関にとって最も怖いのは、
日本国債の金利が上昇(中古国債の価格が下落)して、
大量の含み損が発生する事です。

国債を時価評価すれば、
実質的に債務超過となる金融機関がほとんどでしょう。

日本国債の金利な何かのきっかけで上昇、
例えば、海外ファンドの売る浴びせを受けても、
従来は国内の金融機関が買い支えてきました。

この仕組みは簡単で、日銀が低利(0金利)で金融機関に融資し、
金融機関は割り当てられた国債を購入して金利を取っていました。
これは、日銀による国債の間接的な買い入れで、
既に日本の財政は破綻していますが、
誰もそれを口にしないだけです。

この様な茶番がいつまでも続く訳も無く、
国民の預金残高が減少すれば、このカラクリは維持出来なくなります。

海外のファンドは、日本国債危機を煽って、
空売りのポジションを取っているのでしょうが、
日銀と日本の金融機関のタッグは強力で、
これまでは売り圧力を銀行が吸収してきました。

しかし、国内金融機関の日本国債の購入余力が減少、
海外勢の国債保有残高が膨らむと、ある時点を持って、
このバランスが崩れます。

日本の財政がGDPの200%に迫る赤字を抱えながらも、
かろうじて崩壊しないのは、
日銀がマネタリーベースを絞って景気浮揚を阻止しているからです。

金利が1%上昇するだけで、
国債借り換えの金利コストは10兆円も膨らむ事になり、
金利上昇が始まれば、日本の財政は破綻します。

それを防ぐ為にも日銀は世界の経済が破綻する、
その日まで、驚く様な精巧な金融政策で日本の破綻を先延ばししています。

日銀が頑張る限り、日本の財政破綻は国内の要因では発生し難く、
アメリカのデフォルトで、日本政府のバランスシートが大きく崩壊するなどの
シナリオの先に、日本の国家破綻が待ち受けています。


■ アメリカの状況にこそ注意を払うべき ■


ユーロの強化は、ドルの弱さを浮き彫りにします。

今の世界でドルが崩壊すれば、ペーパーマネーはどれも価値を失います。
この過程で、高インフレが発生し、各国政府は債務を実質的に圧縮します。

一時の混乱が去った後は、強い通貨から復活します。
EUはこの危機を利用して、一気に政治統合を加速させ、
ユーロは基軸通貨の一極を担う様になるでしょう。

ユーロの債務は、EU圏内の持ち合いですから、
持ち合いの解消によって債務は圧縮されます。

一方、アメリカの債権は日本や中国などが保有しています。
アメリカの財政再建に最も有力な方法はデフォルトです。
イギリスの例を見るまでも無く、デフォルトによって国家は消失しません。
ただ、基軸通貨としてのドルは信用を失いますので、
ドルは基軸通貨の座から滑り落ちる事になります。

弱いドルは、アメリカに何らメリットをもたらしません。
アメリカはドルに見切りをつけるでしょう。

アメリカがデフォルト、ドル崩壊となれば
ドルと表裏一体の関係にある円も信用を失います。
何故なら、ドル崩壊は日本の財政破綻と同義だからです。

ここにおいてTPPという枠組みが意味を持ってくるのでしょう。
TPPの経済力を背景に、域内統一通貨を設立し、
域内での貿易決済を可能とするのでは無いかと私は考えます。

その際のモデルはユーロでしょう。
ユーロの失敗を踏まえ、ある程度の統一財源を確保したうえで、
TPP共通通貨はスタートするでしょう。

TPP共通通貨と国内の円の交換レートを通じて、
日本の財政赤字は解消されるのかも知れません。

何の根拠も無い妄想ですが、ユーロとドルの動向に要注意です。
そして、イラン、イスラエル、シリアにも注目です。
イラン問題で、中露と欧米が対立しています。
シリア問題で、アメリカとロシアが空母を派遣するなど緊張が高まっています。

ここら辺も、今後の世界の枠組みを占ううえで目が離せません。


最後にフィナンシャルタイムスのこの記事は素晴らし。
こんな洒落た記事が書けたらイイナと思います。

「ユーロの不条理劇に釘付けになる米国」(FinanshalTimes 2011.12.06)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/31650