■ ミッションは「トップを狙え!」 ■
先週、「トザツー」での登頂に失敗した雲取山。負けず嫌いの私にとって「トップを取れなかった」という汚点を残してはイケナイ。
そこで、今度は正攻法でトップを狙います。皆んな大好き「鴨沢ルート」の日帰りピストン。
コースタイムは登り5時間30分、下り3時間20分。休憩時間は含まれませんので、一般の人の脚で鴨沢バス停からの往復は10時間程度。
浦安始発で最短のバスが鴨沢バス停に到着するのが9時10分頃ですから、70%の時間でピストンすれば、18時38分のバスに間に合います。ただ、日没後になるので、その一つ前のバスには乗りたい。16時03分です。これなら、明るいうちに下山で出来ます。バスの出発時間の30分前にはバス停に到着したいので、そこから
逆算されるコースタイムは7時間20分。まあ、トラブルが無ければ大丈夫でしょう。
一瞬、テント泊装備を担いでチャレンジしようかとも思いましたが、知らないコースなので無理は禁物。先週と同じ、日帰り登山装備に、万が一を考えてSOLのエスケープ・ヴィヴィも加えます。水場が有る様なので水は1ℓ。カップラーメンはかさ張ったので今回は登山食のカルボナーラにします。これでザックの重量は5.5kg。
飲み物 ・・・水1ℓ・ポカリ500ml
食べ物 ・・・登山用カルボナーラ
携帯食 ・・・スティックx4 / マグネシウムゼリーx2
レインウエア上下、ゲーター、防寒着(ダウンベスト)、着替え(長袖Tシャツ、短パン・タイツ)
ガスボンベ(OD缶)+バーナーx1、クッカーx1
ヘッドライト
エマージュエンシー・・・SOLエマージェンシー・ヴィヴィ
クマ鈴
行動着は・・
登山ズボン(長ズボン)、コンプレッションタイツ、自転車用の長袖インナー、Tシャツ、フリースのミッドウエアー、軽量登山靴。
■ クマ鈴投入!! ■
今回買い足した装備は「クマ鈴」。
実は先週、一人で登山道を歩いていて結構怖かったんです。「熊が出て来たらどうしよう・・・」って。そこで何か音を出していれば熊も近寄って来ないだろうと咄嗟に考えたのが、「一人登山実況中継」。
「
エー、現在時刻は13時を過ぎた所。天気はあいにくの雨だね。気温は17度。テキトーだけど。道は沢筋を外れて、登りが結構キビシイねー。息が切れるよ。中継もつらくなってきた。」なんて独り言を言いながら、歩きました。まあ、Goproを撮りながらなので、ほとんどアホなYoutuberだね・・。
歌を歌うとか、口笛を吹くなんて方法も有ます。大学時代、丹沢山系を一人で歩いていて、突然「バキ!!」って太い枝を折る音が聞こえた時に、咄嗟に口笛をいたら、出て来たフレーズが「森のくまさん」・・・。
そうならない様にする為の実況でしたが、
「おっと山栗が落ちてるねーー。これ動物には御馳走だよね。クマとか熊とかKUMMAとか・・・・」って言っちゃう始末・・・。「やっぱりクマ鈴買おう!」って決意した瞬間でした。
■ 結果から言おう。雲取山・日帰りピストンは可能だけれども疲れる・・・ ■
鴨沢バス停到着 8:57
登山開始が 9:00
雲取山山頂 11:57
山頂出発 12:20
鴨沢登山口 14:57 (七ツ石山経由)
登り・・・・ 2:57
下り・・・・ 2:37
トータル・・ 5:57(休憩含む)
鴨沢ルート・・・最初の樹林下の緩やかな登りが・・・精神的に辛い。何だか、それしか覚えていません!!
ちなみにSTRAVAの鴨沢ルートの登りの歴代一位になってしまいました。まあ、登山のSTRVA使う人は多く無いですからね。
■ ラストミッション 一つ先のバス停までダッシュ!! ■
ミッションを完遂してバスをノンビリ1時間待とうと思いましたが、思わぬラストミッションがやって来ました。
14:44分のバスを逃したので次は16:03分まで1時間余り。ところが、バス停に居た方が一つ先のバス停で15:13分発のバスが在る事に気づかれました。時刻は15:00を過ぎています。数人の明らかに雲取山ピストンを終わらせて来たと思しき人達と、トレランの方一人で次のバス停を目指して走ります。
1Km以上走ったと思いますが・・・皆さん速い。これが雲取山日帰りピストンを終わらせて来た人間のスピードかと思う速さです。おかげで余裕でバスの出発に間に合いました。
実は、本日のチャレンジ、このラスト・ミッションが一番疲れました・・・。