アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

今週もグリッサード…♪

2017-02-14 10:44:30 | Weblog
エシャッペとエシャッペ・ソテのアンシェヌマンの練習もしたし…。
今年の第一課題?のジュテとグリッサードを
アンシェヌマンはいつもと同じね。
はい、音楽でどうぞ

おぉ…、アッサンブレとタン・ルヴェはずいぶん良くなったわね。
アッサンブレの跳び上がる方の脚も足首から先まで伸ばせるようになってるし…。

おぉぉっっっとぉぉ…、やっぱりソコかぁぁ…
ジュテよりも問題なのはグリッサードだねぇぇ…。
トルソーの移動が遅れるから斜めに傾いてる
あとから引きつける脚のターン・アウトが失われかけてる
ジュテを跳ぶ直前に後から引きつけた方の足が内転する
「ぬ゛~~~ん…
グリッサードはさ…、たとえば右方向へのグリッサードをする場合、
右脚をア・ラ・スゴンドに伸ばしたら、右方向へ少し押し出すように移動する
この移動はトルソーがリードする
右足の上にトルソーが乗ってから左脚を引き付ける
動きを分解すればこういうことになるわね…、と見本を見せながら説明。
「ぬ~……、うん…」
じゃ、先週やったようにグリッサード・ドゥシュとドゥスをやってみよう。
どうぞ

うん、そうね。
前側に引きつけた足が内転するのはかなり抑えられてるけどさ…。
ドゥスするとき後からの脚のターン・アウトが失われてる。
ん~、骨盤を動かしてるのかな…。
「アームス、ア・ラ・スゴンドじゃなくて、腰に手を置いてやってもいいですか?」
うん、いいよ
どうぞ

そうね、少し気を付けられるようになったかな
「後からの脚が、とくに左が、インになるってことが分かりました
よし。
グリッサード、ドゥシュでもドゥスでもドゥ・コテの場合は、ア・ラ・スゴンドの脚が骨盤より後ろに弾けないように気をつけないとね
ここだけの話だけどさ…
「…?…」
「初級レヴェルでメグちゃんくらい出来てれば、見逃そうと思えば見逃せるんだよ…、そのくらい出来てればまぁいいでしょ…ってね」
「……」
「でもワタクシは、そうはしたくない」
グリッサードは様々なアンシェヌマンの中で、グラン・ジャンプの場合は助走のパとして、使うことがとても多いパだから、初級のうちに正確な動きを身に付けておいた方がいいと思うのよ。
「……」
中途半端な動きが身に付いてしまうと、やがては次に続くパのコントロールを乱したりアンシェヌマンそのものの流れを乱したりするようになっちゃうから、バレエの動きとして美しくなくなる
「それはイヤだ
だから基本の≪基≫を大事にしましょう。
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