ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

春一番と一汁一菜

2017年02月18日 | 日記

 今日(2/18)は二十四節気の “ 雨水 ”、暦便覧には “ 陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり ” とあり、春一番が吹く頃ともされているとか。

 東大寺・二月堂の<修二会・お水取り>も、二月二十日からは、別火(べっか)と呼ばれる前行が始まると聞く、春も近いのかなと思う。

 ところで、長い冬休みを貰っていた<レジオマリエ>、今年、初めて出席した昨日(2/17)、ほどよい湿りの雨が降り、空気だけでなく<風邪か花粉症>か判らないが、乾いた喉を潤してくれほっと一息。

 その夜の報道番組で料理人がコメンテータに出演、へえっ、珍しい人選だと思っていたら、中ほどで “ 一汁一菜 ” をテーマに語り始めた。

 その料理人さん、お父さんも料理人で柔らかな関西弁の人だったと憶えているが、よく似た語り口、有態に言えば饒舌で耳障りの感も。

 話しはそれたが、“ 毎日の食事は一汁一菜で良い、今晩何を作ればとストレスをため乍ら惣菜(おかず)を拵えなくとも、ご飯と具沢山の味噌汁、それに香の物でもあればそれで充分 ” という主旨のことを話していた。

 何時まで経っても<仮免主夫>の酔狂、「そうなんだよなあ」と相槌を打つ。
 生きるために食ってんだか食うために生きてんだか、どちらにしても鰥夫(やもめ)になって食を楽しむことを忘れてしまってい、彼のよく動く口を見乍ら何とも遣り切れなくなった、そんな春一番の夜だった。

 少し傷んだ 「藪椿」に趣きを思うのは、捻くれ者の僻み根性ゆえか?
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1264


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