二月に入ってある雨の日のこと、珍しく片付けていたら写真が入った紙袋が出てきた。
そこには、ひと昔もふた昔も前の家族や朋らの姿が写ってい、整理の途中も忘れ見入ったことがあった。
話は変わって昨日(2/11)のこと、ぐうたらとベッドで新聞を楽しんでいると、遊びに興じる子供の声がする。
ぼんやり 「うん?今日は日曜日じゃないよなあ」と考えていたら、サンデー毎日の酔狂 「そうか、祝日か」とよう漸う思いつく呆けよう。
ところでこの “ 建国記念の日 ”、若い人など 「一体何を祝う日?」と思われているのではないだろうか。
朝日などが運営しているらしきコトバンクで調べてみれば、“ 1957年、かつての紀元節を祝日に追加する法案が国会に上程され66年6月に可決、12月に公布された ” とある。
国民の祝日、現在年間十五日あるそうだが、海の日(7/20)や敬老の日(9/15)など、何故この日なの? と思う日もないでもない。
が、設定そのものの意味が理解(わか)らない日のひとつがこの建国の日ではと思う。
駄洒落じゃないが 「起源の紀元節ってなに?」と調べれば、“ 1873年に神武天皇の即位の日をもってこの日(2/11)を祝日としたもの “ なんだって。
じゃあ、神武天皇って?と疑問は重なるばかり。
で、コトバンクをネットサーフィンすれば、“ 第一代に数えられる天皇で名はカンヤマトイワレヒコノミコト、神武は諡号(しごう) ” とある。
その神武天皇、“ 日向を発ち瀬戸内海を東進、難波に上陸、吉野を経て大和に攻め入り一帯を平定、前660年橿原宮に都し元旦に即位、127歳で没したと伝えられている ” のだそう。
こんなこと、戦中派ならずともそれに近い酔狂にしてこれ、ましてや若い世代にとってはまったき古色蒼然、理解不能なのでは?
ある年の夏、大台ケ原に涼を楽しんだことがあったが、笹原に突然、熊野国から大和国へ道案内をしたという八咫烏(やたがらす)を弓に載せた神武天皇像が現れ 「へ~え!」と思ったことがあった。
そういえば、サッカーの日本代表チームのユニホームにこの烏のエンブレムが、若い人は存外、その謂れを知っているのかもと思ったりもする。
こじつけの感もしないでもないが古色蒼然とした写真と祝日、それは別にしてあいつ にもやつがれ にも、こんな若い日もあったンだと想い出させてくれた、穏やかに晴れた冬の一日だった。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1093
T子ちゃん大学生、S君高校生の頃でしょうか。
幸せな素敵な写真ありがとうございます。
春はもうすぐです。カメラ持って山の樹や花ご紹介くださいね。
芦屋浜にもお出かけ下さい。いつでも歓迎しますから。
釣り人とお待ちしています。