あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取りて かざしつらくは 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ (万葉集二十巻4136/大伴家持)
明けましておめでとうございます。
穏やかなお天気に恵まれた三が日、ご家族お揃いで新年を賀されたことと思う。
大伴家持さんも新年の祝賀の席で、“ 山の梢のヤドリキを取って髪にかざしたのは千年の齢を寿ごうとしてのことです ” と慶ぶ。
千年の齢を寿ぐとはお芽出たい限りだが、暮れ(12/19)の朝日に、“ 老後、一人暮らしだって幸せ ” という見出しがあって興味深く読んだ。
かなり長いので要約すると、“ 大阪府在住の医師が診療所を受診した60歳以上の約千人にアンケートしたところ、家族と同居するより一人暮らしの方が生活への満足度が高い ” との結果が得られたとある。
また、“ 生活への満足度を100点満点で評価すると何点になるか訊いたところ、一人暮らし210人の平均は73.5点、家族と同居している691人の平均68.3点を上回った ” とか。
その理由として、“ 信頼できる友人や親戚がいる住み慣れた土地で、自分のペースで生活できることなど ” が挙がり、また、“ 悩み事がどの程度あるか聞いたところ、一人暮らしの方が同居の人より少なかった ” とも。
老いれば生活に不安や寂しさはつきもの、“ 60歳以上の、一人暮らし155人同居415人に訊ねたら、不安と答えた人は一人暮らしでも同居でも四割 ” だったらしい。
その一方で、“ 寂しいと答えた人は、一人暮らし30.9%、同居15.1%と差がついた ” ようだ。
ただ、“ 一人暮らしでも寂しくないと答えた人の満足度は平均75.7点で、全体平均より7点高い ” との結果も。
で、“ 幸せに暮らす鍵の一つは寂しいかどうかにあるようで、一日に暇な時間がどれだけあるか訊いたら、寂しくないと答えた人の暇な時間は平均2時間14分、寂しいと答えた人の半分以下だった ” という。
調べた医師は、「趣味活動や家事を丁寧にするなど、(自分が)暇だと思う時間を二時間程度に抑えるといいのでは。一人暮らしを悲観せずできることから始めて欲しい」と、話したとあった。
毎日が日曜の酔狂、独り暮らしもまた楽しからずや、漸くあいつ と 「静かに向き合えるように、なったような気も?」 「何だか便りないこと」。
毎年の<三が日>、一つ覚えの門松じゃ寂しいので、お芽出たく 「紅梅」 「白梅」で仕事ならぬブログ始め。
本年も、お暇ができた時にでも小編を覗いて下されば、また、コメントを添えて頂けたらなお嬉しく思う
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1076
時間の経つのは早いもので、昨日は七草粥でした。
お一人でのお正月、少しは慣れたとのこと良かったです。
今年も元気に旅を続けて下さい、楽しみにしています。