ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ラッキーセブンの風船

2009年06月29日 | 日記

 一日花の木槿が咲き始めた。プロ野球は交流戦が終わっていよいよ佳境。
 ヤンキースみたいな在京の球団、生抜きの育成と派遣のコンビネーションよろしく独走。

 一方のライバル、気持ちだけレッドソックスみたいな在阪の球団、絶不調。
 たまに勝っても、木槿の花のように一日でしぼむチーム真弓を診たて、実力どおりとする冷静派。

 P10507762このスタッフではむしろ健闘という理論派、まだまだこれからという楽観派、シーズンは終わったとする諦観派などが入り混じりかまびすしい。

 が、説得力があるのは、道頓堀川から引き上げられたフライドチキンのたたり?となれば処方箋は神頼み。
 にも拘らず球場はファンで溢れんばかり。だが、応援スタイルがどうにも馴染めない。

 ラッパに合わせて老若男女が揃いの法被?で筒打ち鳴らす集団ヒステリーのような様がテレビ画面に映るだけでもう駄目。

 さらに馴染めないのが例の風船。撒き散らかされた唾液が漂っていると想像するだけで勘弁となる。

 P1050544ドーム球場の閉鎖的な場所ではなおさら、小さな子のお供をする時は、ビジター側の風船が届かない上段に席を取るか七回を待たずに帰る。

 ところが過日、朝日新聞が、ジェット風船の復活を好意的に報じていた。

 中止したのは、新型インフルエンザを危惧してのこと。
 ならば、唾液感染する病気が他にもあるのではと思うのが常だし、インフルエンザは収束したのではなく報道価値が低くなっただけのこと。

 で、別の在京の球団が本拠とするさる宗教法人の球場、大学野球のメッカでもあるが、この風船飛ばしを環境と公衆衛生の観点から今後一切禁止すると発表したことを、不思議なことに同じ朝日が肯定的に報じている。

 1億何千万の民の健康・安全について謳う「公共の福祉」、店外の公道に灰皿置いて、「店内禁煙、タバコ消して入れ」と表示してよしとする大手携帯ショップの姿勢ひとつみても、官も民も東高西低、何時ものことながら東の方から「改めよう」との風が吹くのは何故?と思う。

 たかが風船で大袈裟な、「そんな嫌なら球場にきやへんだらええがな」と、縦縞の法被やユニフォームを着た御仁から舌打ち交じりの声が聞こえてきそうだ。

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