ドイツの西部を北に流れる大河ライン、スイス東部のアルプス山脈にその源を発し、フランスとドイツの国境を流れた後、オランダを経て北海に注ぐ。
フランクフルトへの途中、デュッセルドルフで下車。
この街をベースに、カール大帝ゆかりのアーヘン大聖堂、ケルン大聖堂やヴァルラフ・リヒャルツ美術館などを訪れたことは、前回書いた。
この街での数日間、天気が好い日には、何をおいてもライン川を下ろうと決めていた。
デュッセルドルフからアーヘンを訪ねた翌日だった。
ことのほか朝の冷え込み厳しく、いい天気になる予感がするその日、朝食もそぞろに、デュッセルドルフ駅(上)からICEに乗車した。
カタリナ が駅員さんに、「ユーレイルパスは、ユーロスターとタリス以外は全て乗車がOK」と聞いてからは、専らICEを利用した。
ケルン、ボンと過ぎ、長閑な田園地帯(下)を切り裂いてICEはひた走る。
ペトロ 「ベートーベンの第6番・田園は、この風景を描いたのか?」と、知りもしない薀蓄を並べている。
それを横目に、途中、コブレンツで乗り換えるローカル列車の線路が、「ライン川左岸なの?それとも右岸なの?」と考え込んでいる。
その傍らで大雑把にも、「そんなもん、どっちを向いて左岸や右岸や言うねん」と、的外れな誰か。
ICEは少し遅れて、ライン川中域の古都コブレンツに着いた。
乗り換えのリージョナル・エキスプレス(RE)への時間が殆どなく、息せき切ってホームに駆け上がると、多分中国人だと思う、「間に合ってよかった」と言ってくれているようだ。
ありがとうと返しながら、「ここでモーゼル川とライン川が合流するでしょ。多分列車は、直ぐに橋を渡って右へ・・・」、空あくまで青く、大気澄みわたる日でした。
皆様に支えられて 「ペトロとカタリナの旅」、今回で200回 を重ねました、多謝!
これからもペトロカタリナの豊富な話題楽しみにしていますのでよろしく[E:note]
ありがとうございます。暑い日が続いてますが、息災にお暮らしですか?
旅のことなど徒然に書いていたら、何時の間にか200回になっていました。
ひと昔以上も前の写真を見るにつけ、「若さ?」に嫉妬、「時の流れの速さに」に身をすくめてしまいそうになる、今日この頃です。
皆さんからの楽しい[E:mailto]、お待ちしています。[E:libra][E:key]
これからも、「ペトロとカタリナの旅」楽しみにしています。
ありがとうございます。
初めて投稿されたコメントが貴方からでした。今でもよく覚えています。
これからもお待ちしています。