ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

鬼やらい

2016年02月03日 | 日記

 今日(2/3)は “ 節分 ”、正恵方、今年は丙申(ひのえのさる)南南東とか。を向いて、巻寿司を丸齧りする日でもあるらしい。

 一年のうちの四立、つまり、立夏、立秋、立冬、立春の直前の約十八日間の初日を “ 土用の入り ”、最後の日を節分と呼ぶことは書いた。 

 その節分、平安時代の宮中で “ 追儺 ”(ついな)という行事が行われたとか。

 そもそも天皇や親王などの葬送の際に、棺を載せた車の先導などを担っていた方相氏(ほうそうし)と呼ばれる役職者が、悪い物、恐ろしい物を象徴する鬼を追い払う役目を負っていたらしいのだが、それが後に節分に行われる “ 鬼やらい、豆まき ” になったとか。

 9世紀に入って、鬼を追う側の方相氏が逆に鬼として追われる側になったそうだが、葬送儀礼に深く関わっていた方相氏に対する忌避感が強まり、追われる側に変化させたのではないかとされているらしい。

 ところで本編、前月末の四年目検査の結果を聞くために、昨日(2/2)病院で待つ間にタブレットで大よそを書いた。

 長生きしたいと思うほど先に楽しいことがある訳じゃないが、再発は仕方ないが転移はでき得ればご勘弁願いたいと思っている。
 傍目からみれば、再発も転移もそれほど差がある訳じゃないだろうと思うけれど、兎に角、そのように思っている。

 話を戻してその鬼やらい、歳の数だけの豆を食べればその一年、無病息災に暮らせると聞く。

 朝日の連載漫画いしいひさいち氏の 「ののちゃん」の前身の 「となりの山田くん」のおばあさんじゃないが、この歳で鬼やらいの豆もないだろうけど、それでも、何粒か食べることによって厄が落ちるとなれば、それはそれで結構なことではある。

 で、肝心なことは文末になる悪癖は治らないが、「検査の結果は?」と言えば、お陰様で半年検査に昇格。
  膵臓にひじきは残るものの満四年にして漸く寛解、五年目の今年を無事に過ごせば治癌・・・と、素人判断しているのだが、はて?

 手術やらイレウスやらで四年間何かとお世話になった主治医のY先生が転勤、春は別れの季節でもある、そんなことを改めて思った節分の前日でもあった。
 
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1089


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2 コメント

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Unknown (やんちゃ姫)
2016-02-03 17:10:50
検査結果まずはよかった、よかった(ニコニコ)

節分に巻きずしを食するようになったのは結婚後だったように思いますが2人になってからは自分で作ることもなく買ってきた巻きずしを老人2人無言で食べるさまは滑稽なような・・・ペトロさんは一人でほおばっているのかな?

ペトロさんの豊富な知識には感心しつつなかなか身につきませんが楽しみにしておりますのでこれからも頑張ってくださいね。
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Unknown (sakura)
2016-02-19 17:59:42
検査結果は、まずまず良かったですね。おめでとうございます。その結果に、一喜一憂しているようで、申し訳ありませんが…

Y先生が転勤されるのでしたら、ペトロさんも病院を変えられるのですか?初めから診て頂いた先生にずっと診て頂きたいですよね。
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