ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

秋の遠足‐つぐみ横丁

2010年08月30日 | ドイツ/オーストリア

 リューデスハイムの駅から、乗船場まで線路に沿って10分ほど。
 その途中、知っている人には有名な? ドロッセルガッセ、つぐみ横丁があって、レストランや土産物屋が、河畔から山手への狭い路地に庇を並べている。

21  その 、つぐみ横丁(写真上)、電車から降りた人は僅かだったのに、観光バスが連れてきたのか、「何処から?」と思うほどの外国人で溢れている。

 路地の両脇、ピアノバー風、ウエスタンバー風、ジャズバー風、音楽喫茶風と、何でもありのレストランが並び、スピーカーから絶え間なく流れる音楽が煩い。

 カタリナ、「ワイン横丁とも呼ばれるらしいのね、この路地」、さぞかし呑兵衛さんが、「試飲と称して怪気炎!」と思いきや、意外にも静かにテーブルに腰掛けてい、それはそれで、ちょっと異様な雰囲気。

 洋の東西を問わず白昼の飲み屋街、何処か侘しいところがある。
 余談だが、イスラム教徒は当然として、カトリックやプロテスタントの連中、以外にも真面目で、昼間から飲酒する姿を余り見かけない。

 Photo端から端まで100mほどの横丁、ゆっくり歩いても30分もあれば足りる。一元さん相手のつぐみ横丁、早々に横丁を離れ船着場へ向った。

 船着場の小さな広場に、小さな売店とベンチがある。
 乗船時間に少し早く、ペトロ たちの他に客がいないベンチで、「また、ビール!と呆れられようとも、ライン川を行き交う船を眺めながらの冷えたビール、その味は格別だった。

 銀色に煌めく川面、振り返ればニーダーヴァルト記念碑へのロープウェー(写真下)が、揺れながらゆっくりと葡萄畑を越えて、青い空に溶け込んでいった。

 ビールも手伝って、「あ~あっ」と大欠伸、居眠りしてしまいそうなスローな昼下がりだった。

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