ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

元の木阿弥、その後

2012年10月22日 | 日記

 前回の<アロマ、その後>に続いて、<元の木阿弥>の後日談が今回の話。
 ちなみに、元の木阿弥とは、“ 一旦よくなったものが再び元の状態に戻ること ” とある。(大辞泉)

 手術と相俟って病院食に馴染めず体重が激減、加えて入院中に境界型糖尿病の一歩手前のイエローカード。

 2この際、油を断ってこの体重を維持と決意したまではいいが、食べちゃ駄目と言われれば余計食べたくなるのが世の常、元の木阿弥、メタボに戻るのも時間の問題? とまあ、ここまでが前回。

 それに、大腸や小腸や十二指腸であれ、また盲腸であれ、一旦メスが入れば腸閉塞になる確率は非常に高いらしく、ストーマを着けていたこともあって、高脂と繊維質の食物は駄目との指示を忠実に守ってきた。

 その甲斐あってか、術前に比べて13㎏近く体重が落ちて72㎏、昔の細身のズボンもピッタシに。
 ところが、ストーマ閉鎖後の予後も順調で、退院一月後の外来で主治医から、「何を食べてもいいですよ」と晴れてお墨付きを貰ったのが災い?した。

 あれよあれよと言う間もあらばこそ72㎏が75㎏になり、ここを先途に節食に再挑戦したものの、ビールが美味い夏場になってずるずると昔の陸軍みたく後ろに前進?あっけなく陥落の憂き目に。

 3やむなく目標を80㎏に変更したもののあっさりとオーバー、術前の太身?のズボンがピッタシになりうろたえる始末。

 誰かの哀れむような視線に発奮、朝はパン半切れ、昼夕食の何れかは麺類のみ、御飯は一椀100g、炭水化物の重ね摂りは厳禁、大好きなビールも断って頑張ったが、ひとたび付いた肉は簡単には剥がれず、体重計を前に一喜一憂の毎日。

 後は運動だが、俄か作りのよろよろ姿なんぞ見たくもないし、ましてや他人様に見せられるもンじゃないとも承知。
 悪玉細胞が好むらしい糖分たっぷりの饅頭を食べながら、「はてどうすべい」と思案投げ首。

 秋の花「萩」もそろそろ終わり?涼しい風に枝がそよぎ花びらが舞う。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.529

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