ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ミニバラ ‐ 散歩道

2011年05月18日 | 散歩道/山歩き

 バラの季節となった。
 散歩していると、あちこちの垣根越しに、甘い香りとともに華やかな姿を見せる。

 小ブログでもたびたびお世話になるこの花、四季咲きとかで、暑い夏を除いて年中花が見られるようだが、6月の誕生花でもあり、本来はこの季節の花だと思う。

 つい先頃も、第二次大戦中のナ2チスのユダヤ人迫害下で書かれた「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクゆかりのバラが、西宮・甲陽園のさる教会で咲き始めた、という記事が朝日にあった。

 そのバラにまつわる歌も多いが、最初に浮かぶのが、

  童はみたり 野なかの薔薇  清らに咲ける その色愛でつ
     飽かずながむ 紅におう 野なかの薔薇

 と歌う、シューベルトの「野ばら」 (訳詞:近藤 朔風)だろうか?

 ぶらぶらと散歩しながら口ずさむのは、マイク真木という、当時、少しバタ臭い顔立ちの若者が歌った、「バラが咲いた」(作詞:浜口庫之助)あたりか。

 Photo_4バラが咲いたバラが咲いた 真っ赤なバラが
   さびしかった僕の庭に バラが咲いた
      たった一つ咲いたバラ 小さなバラで
   さびしかった僕の庭が 明るくなった

 この歌、隠れた意味があると言う人もある。
 が、取り留めもない流行り歌のこと、そんなに詮索せずとも、直截な題名と同じように、詞のまま軽く歌えばいいと思う。

  己れ刺あることを知りて花そうび  (虚子)

 狭いベランダにも、カタリナ が丹精込めた<テレジアン・イエロー>のミニバラが嬉しくも今年も咲いた。
 鉢(写真上)で楽しみ、盛りの少し前に剪って(写真下)また楽しんでいるが、ミニと雖もいっちょ前の貌?をしていて微笑ましい。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.327

コメント (1)
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