ヤマハ・ファクトリー・レーシングの新スポンサーが発表された。
昨年までのスポンサーであるペトロナスとの契約があった為、この時期の発表となった。
エネオスが、2輪の最高峰クラスへの進出を決めた理由として、今後の石油需給の先細りを見据えた、二輪市場への浸透と世界戦略が背景にあると思われる。
尚、正式なカラーリングの発表は、明日ではなく次回のオフィシャルテストの場となるだろう。
ヤマハ・ファクトリー・レーシングの2012年は、ホルヘ・ロレンソとベン・スピーズの体制。
特に前評判が高いのが、1000ccとの相性が良いと言われているスピーズである。
昨年はアッセンで1勝をあげた彼が、今年はいくつ勝ち星を重ねられるのか。
スピーズの活躍次第で、MotoGPはヒートアップするに違いない。
以下、プレスリリースより
「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」
新たなオフィシャルスポンサー契約締結について 2012年1月30日
ヤマハ発動機株式会社は、MotoGP世界選手権に参戦する「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」の新たなオフィシャルスポンサーの一社として、JX日鉱日石エネルギー株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目6番3号)と契約を締結しました。
「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」の2012年は、2010年ワールドチャンピオンのホルヘ・ロレンソ選手(2011年2位)と、MotoGPクラスフル参戦3年目を迎え一層の活躍が期待されているベン・スピース選手(2011年5位)の体制です。エンジン排気量のレギュレーションが従来の800ccから1000ccに変更されるため、ファクトリーマシン「YZR-M1」は新たな仕様を投入、1月31日から開催予定のセパンサーキット(マレーシア)公式テストから、新たなパートナーシップとともに活動を開始しチャンピオン奪回を目指します。