まったく、イギリスの公道レーサー達はネジがぶっ飛んでる。
それなりにマージンを取った走りをしているのだが、コンクリートの壁が迫っていても攻めていける神経が凄い。
イギリス人はすげぇなぁ、と思って、リザルトの国籍を見たら、イギリス人だけじゃなかった。
一番多いはイギリス人の14人だが、他にもアメリカ人5人、ニュージーランド人、チェコ人、オーストラリア人が、それぞれ一人ずつエントリーしていた。
マン島TTの優勝経験のあるブルース・アンスティが、ニュージーランド人だったのは初めて知った。
レースは、15週から10週に減算されておこなわれている。
雨が降ったり、4輪のクラッシュなどがあり、オイルやら砂やら浮いた状態で、コースコンディションは良くなかった。
僕の大好きなジョン・マクギネスは、カタールの耐久レースと連戦だったのだが、タイヤトラブルで後退し6位に終わっている。
ディディエ・グラムス選手(GBR)
こけたら即コンクリート壁
3位に入ったイアン・ハッチンソン(GBR)
優勝は、マイケル・ルター(GBR)。マカオGP、7勝目のマカオ・マイスター。