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MotoGP : ロレンソ、最終戦も欠場

2011-11-03 14:17:04 | MotoGP WSB BSB JRR


ロレンソ、欠場。中須賀、代役参戦


 ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのホルヘ・ロレンソが、最終戦バレンシアGPの欠場を決定した。

 オーストラリアGPの決勝日、午前のウォームアップ走行中に転倒し、左手薬指を損傷した。前戦のマレーシアGPも欠場し治療に努めていたが、最終戦には回復が間に合わなかった。

 ロレンソの代役には、前戦に引き続き中須賀克行を起用。中須賀は、11月12日開催の世界耐久シリーズ第5戦ドーハ8時間耐久レースにも参戦が予定されており、4週連続の超ハードスケジュールとなる。全日本の第2レースで転倒した際に、大きな怪我がなかったので、コンペティブな状態を維持した状態で2戦目のMotoGPに挑む。


 尚、欠場によりノーポイントとなるロレンソだが、年間ランキング2位は既に確定している。


バレンシアGP 代役選手

ホルヘ・ロレンソ → 中須賀克行
コーリン・エドワーズ → ジョシュ・ヘイズ(AMAチャンピオン)
マルコ・シモンチェリ → 代役置かず



富沢祥也フェアプレイ賞


 毎年、最終戦後にFIMの表彰式典が開催されるが、今回、新たに富沢祥也フェアプレイ賞が設けられた。

 シーズン中に、称賛すべき模範的行為に対し与えられる賞となるが、今年はマプフレ・アスパー・チームの受賞が決定した。授賞理由は、オーストラリアGPで、マルク・マルケスが転倒しシャーシを破損したことから、マルケスのチーム(カイシャ・レプソル)が、アスパー・チームにシャーシの貸し出しを要請。これを承諾したことが、理由となる。

 この賞は、ミサノ・ワールド・サーキットが提案者となっており、イタリア人の富沢に対する思いを感じ、我々日本人にとっても感慨深いものがある。加藤大治郎の時もそうだったが、通りの名前を「viale daijiro kato」(加藤大治郎通り)にしたり、毎年サンマリノGP前には、追悼イベント「Dedikato」を開催したりと、、故人をいつまでも称える姿には敬意を表したい。

 現在、ミサノ・ワールド・サーキットの名称にマルコ・シモンチェリの名を冠しようとの運動が盛り上がってきており、イタリアの大臣も賛同している。



バレンシアにマシンの咆哮が響く


 故マルコ・シモンチェリの父、パオロ氏が、MotoGP決勝前に1分間の黙とうをするよりも、全てのマシンが空ぶかしで追悼の意を表してほしいと要望している。賑やかな雰囲気を好んだシモンチェリの意思を汲んでのことだ。主催者側も、実施の方向で各方面へ準備を進めている。もしこれが実現すれば、黙とうとは正反対の賑やかな追悼式となりそうだ。



マルケス、欠場

 マレーシアGP、フリー走行1回目に濡れた路面で転倒し欠場を余儀なくされたマルク・マルケスだが、2日(水曜日)の検査でも視力が戻っていないことが確認され、最終戦を欠場する可能性が高くなった。低下した視力のままでは、自分だけでなく、他のライダーへもリスクをもたらすことから、欠場が妥当だとの判断に至ったようだ。しかしながら、急激に視力が回復する可能性もあることから、いつでも走ることができる体制だけは整えてサーキットへは赴く。



パリス・ヒルトンも参戦

ツイッターで、私もフォローしているパリス・ヒルトンですが、バレンシアGPに向かうことをつぶやいている。
おそらくレースの事は何も分かっていないと想像してますが、ビッグネームがMotoGPに関わってくれる事は大賛成。
ツイッターでもフレンドリーな様子がうかがえるし、ブルセンス・バイ・パリス・ヒルトン・レーシングのオーナー(形式上)となってから、好感度が上昇しました。