エルトゥールル号の文字を見て、雑誌歴史街道を買った。通勤電車内で読もうと思ったのだが、とても読んではいられなかった。
ダメだ、このエピソードは。いつ読んでも涙が止まらない。
これは日本とトルコの友好の歴史物語である。明治時代に和歌山沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗員を日本人が命懸けで救助し、本国へ送り届けた。トルコはその恩を決して忘れないと誓い、イラン・イラク戦争時にテヘランに取り残された日本人を命懸けで救出してくれた。
恥ずかしながら、このトルコとの絆を、ボクも戦争の時まで知らなかった。トルコでは教科書にまで載せて、日本への感謝を伝え続けてくれたのに。
この話を知って以来、トルコは大好きな国になった。2002年のワールドカップで、日本代表はトルコに敗れて16強までで大会を終えるが、相手が親日のトルコだったから悪い気はしなかった。当時、トルコの人も「日本に負けるならばいいんじゃないか」と言っていて、正々堂々と試合ができたのは本当に良かったと思う。
エルトゥールル号から始まるトルコとの友好を、初耳だという人や、聞いたことはあるけどよく知らないという人は、この雑誌を読んでみてほしい。日本人ならば是非とも知ってほしいエピソードだ。強力に推薦する。
こういう友好関係は、この先いつまでも続けていきたいものである。
ところで、ネトウヨの人には、この雑誌の最初のページが面白いだろう。黒鉄ヒロシのエッセイが掲載されている。
日本とトルコに結ばれた友好のようなプラスの歴史を、世界中に散らばるそういうプラスの話を集めて、国際教科書として出版できないか、と彼は問う。そして、誇る話のひとつだに無き国は、大慌てで善行に勤しんだりして…と結ぶのだ。
なるほど、誇る話が全く無い国もある。それも日本のすぐ近くにね。
ダメだ、このエピソードは。いつ読んでも涙が止まらない。
これは日本とトルコの友好の歴史物語である。明治時代に和歌山沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗員を日本人が命懸けで救助し、本国へ送り届けた。トルコはその恩を決して忘れないと誓い、イラン・イラク戦争時にテヘランに取り残された日本人を命懸けで救出してくれた。
恥ずかしながら、このトルコとの絆を、ボクも戦争の時まで知らなかった。トルコでは教科書にまで載せて、日本への感謝を伝え続けてくれたのに。
この話を知って以来、トルコは大好きな国になった。2002年のワールドカップで、日本代表はトルコに敗れて16強までで大会を終えるが、相手が親日のトルコだったから悪い気はしなかった。当時、トルコの人も「日本に負けるならばいいんじゃないか」と言っていて、正々堂々と試合ができたのは本当に良かったと思う。
エルトゥールル号から始まるトルコとの友好を、初耳だという人や、聞いたことはあるけどよく知らないという人は、この雑誌を読んでみてほしい。日本人ならば是非とも知ってほしいエピソードだ。強力に推薦する。
こういう友好関係は、この先いつまでも続けていきたいものである。
ところで、ネトウヨの人には、この雑誌の最初のページが面白いだろう。黒鉄ヒロシのエッセイが掲載されている。
日本とトルコに結ばれた友好のようなプラスの歴史を、世界中に散らばるそういうプラスの話を集めて、国際教科書として出版できないか、と彼は問う。そして、誇る話のひとつだに無き国は、大慌てで善行に勤しんだりして…と結ぶのだ。
なるほど、誇る話が全く無い国もある。それも日本のすぐ近くにね。