抹茶ひつまぶし

会社に帰ると、みそ牛玉を女性社員に強奪されてしまった。これでもう「ひつまぶし」しか残っていない。

鰻を使った弁当は出来が悪いことが多いから、これも敬遠していたのだが、雑誌大人の休日では絶賛されていた。早速、帰りの常磐線で食べてみる。

むう…。美味いじゃないか。冷めているので鰻自体はさすがに鰻屋で食べるのとは比較にならないが、抹茶を振り掛けて食べるなどの工夫も効いて、なかなか悪くない。ワサビが付いているのもいい。ボクは鰻には山椒よりワサビの方が合うと思っているので。本ワサビじゃないのは残念だけど、それは仕方ないよな。

まぁ鰻の弁当としては、総じて及第点を出せる。ただ、星三つは持ち上げすぎ。これで同誌後半の鰻屋の記事も怪しくなった。そういえば以前に絶賛されてた店に行ってガッカリしたことがあったっけ。大人の休日誌は鰻には弱いのかな。

本物の駅弁大会

京王に到着。昼時とあっていつもよりも混雑している。

まずは依頼を受けた商品を買っていく。ぶりかまめし、大えびふらい、あごおとし、いかめし…。そして自分で気になっていた弁当を買う。ひつまぶし。
そして、現地で食べるのは温かい実演弁当ながさき鯨カツ。

うむ。美味い。
仕事って大変だなぁ。

再命令

社長から再度の業務命令が出た。
「駅弁を買ってくるように！」
「ちょ…ちょっと待ってください。宮城の見積りで揉めているので。この見積りだけやらせてください」

朝のめざましテレビの弊害がこんなところにも出た。社長がめざましの駅弁特集を見ていたのだ。それで今日は駅弁を買いに行かせようと考えたに違いない。

すぐに見積りを済ませ、急いでファックスする。そして慌ただしく会社を飛び出していく。常に仕事には全力で取り組む。それが仕事の鬼だ。

いま大江戸線に乗り込んでいく。

明日は

今朝のめざましテレビで駅弁の特集をやっていたが、あまり目新しい情報はなかった。「森のいかめし」が人気ナンバーワンなんていつものこと。行けばボクも毎回買う。だからそれ以外の弁当を紹介してほしかった。
でも、テレビ局にそれを期待するのは無理か。テレビ番組なんていいかげんな作りだもんな。

テレビは参考にならないけれども、明日は駅弁大会の会場へ行く予定だ。週末なので激混みが予想される。予めWebのチラシで購入する品を決め、売場の場所を確認しておく必要があろう。さて、何にするかだな。

神戸のチャーハン、みそ玉の牛、抹茶ひつまぶしなどかな。必ず買えるとは限らないから、同格の候補をいくつか用意しておこう。持ち帰りのために釣り用のクーラーバッグを持って行った方がいいかなぁ。