「釣れるから使ってみろ」と男爵から渡されたワーム、それがドライブクローである。
カラーはテナガ。ボクが使っているバグアンツのカラーに似た色である。
これが前回のヒットルアーで、1/0の赤フックに3.5gのシンカーを使ったテキサスリグだった。
普段、ワームをあまり使っていないボクだが、この日は多用した。22日の釣行で5個もロストしたのに引き続き、この日も2個、根掛りでスピナーベイトを失っていたからだ。
ルアーをたくさん失くすと、厳しい攻めをするのが恐くなってくる。それにハイシーズンならばともかく、どうせ釣れないのだ。何を投げても結果は同じ。ボーズだろう。
そんなわけでドライブクローをリグった。
これを1日投げといて、後で男爵にクレームをつけてやろう。「何だよ、このワーム。全然釣れないじゃん。またガセネタですか」。釣れないのを悪辣な貴族のせいにしてやろうと企んだのだ。
で、ワームを撃っていく。
途中、ここは釣れそうだぞ、という所では、ハーフスピンや逮捕状を投げたりもしたが、最終ポイントの奇跡の舞台に着く頃には、ワームオンリーになっていた。「付け替えるのが面倒だ。どうせ釣れないんだから」。それが理由で。
奇跡の舞台でも、オダから少し離れた所に投げ込んで、しかもちゃんと動かしていなかった。ただ水の中に垂らしているだけ。帰宅したら、録画予約しといたバレーの試合でも見るか、などと考えながら。
アタリも何もない。
ピックアップしようと持ち上げると、重い。根掛り? しまった、こんな所までオダがこぼれていたか…
グングングングン…
「魚だよ~! フィッシュ!」
そんな風にして釣れたのである。
しかし、釣れればこっちのものだ。
ボクの技術で食わせたことにしておこう。ドライブクローそのものの力でなく、ボクの使いこなしが良かったことにしておこう。
このテキサスプロの技術に震え上がっているヤツがいるだろうな。
男爵ミッション、コンプリート!
カラーはテナガ。ボクが使っているバグアンツのカラーに似た色である。
これが前回のヒットルアーで、1/0の赤フックに3.5gのシンカーを使ったテキサスリグだった。
普段、ワームをあまり使っていないボクだが、この日は多用した。22日の釣行で5個もロストしたのに引き続き、この日も2個、根掛りでスピナーベイトを失っていたからだ。
ルアーをたくさん失くすと、厳しい攻めをするのが恐くなってくる。それにハイシーズンならばともかく、どうせ釣れないのだ。何を投げても結果は同じ。ボーズだろう。
そんなわけでドライブクローをリグった。
これを1日投げといて、後で男爵にクレームをつけてやろう。「何だよ、このワーム。全然釣れないじゃん。またガセネタですか」。釣れないのを悪辣な貴族のせいにしてやろうと企んだのだ。
で、ワームを撃っていく。
途中、ここは釣れそうだぞ、という所では、ハーフスピンや逮捕状を投げたりもしたが、最終ポイントの奇跡の舞台に着く頃には、ワームオンリーになっていた。「付け替えるのが面倒だ。どうせ釣れないんだから」。それが理由で。
奇跡の舞台でも、オダから少し離れた所に投げ込んで、しかもちゃんと動かしていなかった。ただ水の中に垂らしているだけ。帰宅したら、録画予約しといたバレーの試合でも見るか、などと考えながら。
アタリも何もない。
ピックアップしようと持ち上げると、重い。根掛り? しまった、こんな所までオダがこぼれていたか…
グングングングン…
「魚だよ~! フィッシュ!」
そんな風にして釣れたのである。
しかし、釣れればこっちのものだ。
ボクの技術で食わせたことにしておこう。ドライブクローそのものの力でなく、ボクの使いこなしが良かったことにしておこう。
このテキサスプロの技術に震え上がっているヤツがいるだろうな。
男爵ミッション、コンプリート!