ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

ドライブクロー

2008-12-01 08:33:29 | Weblog
「釣れるから使ってみろ」と男爵から渡されたワーム、それがドライブクローである。
カラーはテナガ。ボクが使っているバグアンツのカラーに似た色である。
これが前回のヒットルアーで、1/0の赤フックに3.5gのシンカーを使ったテキサスリグだった。

普段、ワームをあまり使っていないボクだが、この日は多用した。22日の釣行で5個もロストしたのに引き続き、この日も2個、根掛りでスピナーベイトを失っていたからだ。

ルアーをたくさん失くすと、厳しい攻めをするのが恐くなってくる。それにハイシーズンならばともかく、どうせ釣れないのだ。何を投げても結果は同じ。ボーズだろう。

そんなわけでドライブクローをリグった。
これを1日投げといて、後で男爵にクレームをつけてやろう。「何だよ、このワーム。全然釣れないじゃん。またガセネタですか」。釣れないのを悪辣な貴族のせいにしてやろうと企んだのだ。

で、ワームを撃っていく。
途中、ここは釣れそうだぞ、という所では、ハーフスピンや逮捕状を投げたりもしたが、最終ポイントの奇跡の舞台に着く頃には、ワームオンリーになっていた。「付け替えるのが面倒だ。どうせ釣れないんだから」。それが理由で。

奇跡の舞台でも、オダから少し離れた所に投げ込んで、しかもちゃんと動かしていなかった。ただ水の中に垂らしているだけ。帰宅したら、録画予約しといたバレーの試合でも見るか、などと考えながら。

アタリも何もない。
ピックアップしようと持ち上げると、重い。根掛り? しまった、こんな所までオダがこぼれていたか…

グングングングン…
「魚だよ~! フィッシュ!」
そんな風にして釣れたのである。

しかし、釣れればこっちのものだ。
ボクの技術で食わせたことにしておこう。ドライブクローそのものの力でなく、ボクの使いこなしが良かったことにしておこう。
このテキサスプロの技術に震え上がっているヤツがいるだろうな。

男爵ミッション、コンプリート!
コメント (2)
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