目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

キッチンゼロ化へのよもやま

2009-11-14 09:45:02 | 2度と汚くならないシステム構築
非常に使いやすくなった我が家のキッチンですが、いったい今までとは何が違うのかというと、全ての物の置き場所がほぼ決まったこと。したがってちょい置きがない。ちょい置きするたびに「とりあえずどこに置こう~?」といちいち悩まなくて済むのでした。それから、物が取り出しやすく、かつしまいやすい状態(余裕を持たせた)にしたことでしょうか。今までのように「片付ける=綺麗にする」ではなく、「片付ける=使いやすく配置する」に頭の中での捉え方も変わりました。

たとえば、今回行ったことの中に、
・料理本の間に余裕を持たせて本を並べる。

我家は台所の4か所(あと別室に1か所)に分けて料理本を置いていますが、下の写真は一番よく使う本類を置いてる棚です。コンロの左隣で、うちの台所の中ではちょうど真ん中位にあたるでしょうか、非常に取り出しやすい位置になります。所々で本が少し傾いてるのが分かりますかね?これ、本を数冊抜いて余裕を持たせた結果なんです。といっても、初めてこの本棚を見られた方は、「ゲ!これでもいっぱい詰まってるしゃんか!」とお思いになるかもしれませんが、以前のうちは、もっとぎっしり、ぎちぎちに本を立てておりました。使うとき本を抜くのはいいけど、戻す時は両側の本を手で開くようにして支えながら入れないと戻しにくかった。気持ちに余裕がない時は、きちんと戻さず本の上に無理やり横にして入れておいたり、はたまた台所に出しっぱなしだったり。

ちょっと話が横道にそれますが、この棚にどういう本を入れているかといいますと、下段の左側に千趣会の「素材シリーズ」。肉とか緑黄色野菜とか、素材ごとに料理をまとめてある本です。以前ネットで知り合った方に勧めてもらいオークションで購入したものですが、余っている野菜の使い道に悩んだときなどこの本をちょくちょく利用しております。そうそう、この本のシリーズに「魚」「魚介の加工品」などうちでは使わない巻は無駄に並べておかず排除しました。そして右隣にあるのは私が切りぬき、ネットや図書館本のコピーなど各所で集めた料理レシピ、クリアファイルを利用して、素材別、料理法別などで種分けして整理してます。このファイルは日常的によく使います。そしてその右横に置いている透明プラスチック、これはいつか自分でレシピをきちんとレシピ集として整理しようと準備だけ用意してあります、いつするねんって感じですけども(^^;上の段は婦人之友社の料理本が多いです。



他には、
・使い方に合わせた置き場所の配置。

私は一週間に一度くらいの割で、まとめて出しをとるので、「出しとりグッズ」を持っています。といっても何のことない、普通にザルと越し布とピッチャー、それに冷凍保存するための小分けタッパーをまとめて入れただけなんですが(知らない人は出しのストックを見てね)

こうやって、使う道具を一つにまとめておくと、ちょっぴり面倒な出しとり作業も、「出しとりしよう!」と思ったらスッと道具が取り出せて必要以上におっくうにならなくて済むのです。これは我ながらグッドアイディアだったんですが、問題は出しを取った後のこと。味噌汁や煮物用に小分けした冷凍タッパー、基本的には固まった時点で一気に全部のタッパーから取り出して、ジップロックの袋に入れかえるんですが(こうやっとくと料理に使うときにサッと使えて便利)ただ、この作業は自分の気分次第でやる時とやらない時があるんですね。やる時はいいんですが、やらない時は、料理のたびに一つとか二つといった具合にちまちまとタッパーが空いて、そのたび洗って出しとりグッズのケースに戻すわけですが、これが面倒くさいんですよ。小さなタッパーを一つ戻すだけなのに、大きな箱を両手で抱えてよいしょと棚からおろし、きちっと入れる。ええい面倒だと棚にケースを置いたまま無理やりタッパーを押し込んだりして、そうなってくるとあっという間に乱れたケースに変貌しちゃいます。で、今回はその小分けタッパーを単独にすることにしました。下の写真の赤枠のAが出しとりグッズですが、小分けタッパーを青枠Bに。これだと手前側からタッパーをポンと置くだけ(重ねるだけ)で済むので楽ちん。写真の時点では深いタッパーしか置いてませんが、真ん中に浅いタッパーも置いてます。



写真見にくいので、枠の書いてない方もアップしとこ。



掃除に関しては、くろねこさんに教えていただいた「汚れる隙をつくらない」これにつきると思います。汚れてても汚れてなくても、とにかく使ったら手にとったらサッと拭く、そうしておくと当たり前ですけどいつでも綺麗なんですね。汚れを落とす労力も最小限です。ずいぶん前に読んだ本ですが「スピードクリーニング」という本がありました。それはお掃除のプロの方が書かれた本で、素早く効率的におうちの中を綺麗にするという本でしたが、この本では反対に汚れてるところだけマトを絞って拭く(掃除する)、汚れてないところは放っておく(あまり汚れていないところも放っておく)、というものでした。スピードアップのためには一見なるほどと思いそうですが、しかしここで仕事で他人の家を掃除する人と、私達主婦のように自分の家を掃除する者の立場の違いが出てきます。たとえば仕事であれば今日中にこの家を綺麗にしないといけないという強制がありますが、自分の家ではそれがないわけで、別に今日やらなくてもいいし、明日でもいい、明後日でもいい、なんならやらなくてもいい・・・こういう状況の中で、元々綺麗好きで掃除好き人ならともかく、そうでない私のようなものは汚れてからでは掃除がよりおっくうなものになり、掃除にとりかかる気力も生み出せないのです。なので、面倒くさがり屋で掃除が嫌いな人ほど手に触れたものは何でも拭いておけ。と私は思います。もちろんいつでも拭けるようにフキンは身の周りに置いて、ね♪